パリオリンピック個人タイムトライヤルは生憎の雨のスタート。
とくに、女子選手の時にはかなりの雨に。そのため多くのライダーがカーブで落車し、涙を飲むことに。
男子でも、2番手出走のヤン・トラトニクが落車。そして、フィリッポ・ガンナも大落車となる所だった。
フィリッポ・ガンナ
Absolutely amazed that Filippo Ganna kept that up whilst riding in the TT bars!#Paris2024 #Olympicgames pic.twitter.com/HnGm12a73v
— Mathew Mitchell (@MatMitchell30) July 27, 2024
見ていた、こちらが声が出るほど。当のフィリッポ・ガンナも何故、ハンドルを取られたのかわからないというほど。
滑った時点で、タイムトライヤルポジションをとっており、立て直すのは難しいと思われた。だが、フィリッポ・ガンナは身体をよじってフェンスに激突するのを防いでいる。
トラック競技もしているフィリッポ・ガンナならではの身のこなしだ。これで落車していたら、メダル獲得はなかった。
テイラー・ニブ 米国
— Cycling out of context (@OutOfCycling) July 27, 2024
米国のテイラー・ニブは4回落車。上記の動画ではサポートもずっこけるほどの路面の滑りやすさ。
テイラー・ニブは、2022年と2023年の女子アイアンマン70.3世界チャンピオン。
東京オリンピックでは、トライアスロンで16位。トライアスロン混合リレーイベントで銀メダルを獲得している。
2023年にはTrek-Segafredoと契約していた。
テイラー・ニブのコメント
おそらく競技者の中で自転車の扱いが最も下手(笑)。 最初の3分の1は素晴らしかった。真ん中の3分の1ですべてがうまくいかなくなった。
そして3分の1は、何よりも生き延びることに集中した。私は完全に目が見えず、最初の3分の1でガーミンが落ちた。私は『さあ、行くぞ!』という感じだった。
1回目は、ロータリーを回って、立ち上がって、すぐにバイクに乗りました。クラッシュは1回か2回でしょうか。カーブを曲がって、4回目に転倒したと思う。
その後、バイクを乗り換えた。最初の事故では、左のブレーキが効かなくなり、後輪ブレーキもほとんど効かなくなってしまった。
コーチちは『テイラー、コーナーをあまり速く曲がろうとすると転倒するよ。そうすると当然、スピードが落ちてしまうからね』と言っていた。
私は彼のアドバイスにあまり従わなかった(笑)。
彼女のほかにも、メダル候補だったベルギーのロッテ・コペッキーも落車。路面は悪いは、滑りやすいはで大変なコースだった。
あとは、ロードレースで雨が降らないと良いのだけれど。
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