2020年にリウマチにより、INEOS Grenadiersから引退したイアン・スタナード。
重戦車のような走りで、チームのクラシック班リーダーを務めていたのだけど33歳で引退していた。その、イアン・スタナードがスポーツディレクターとしてINEOS Grenadiersに復帰だ。
INEOS Grenadiersに復帰
Deepening the strength of our performance team, we’re excited to welcome @IStannard and @DajoSanders to the Grenadiers 🤜🤛
Read more about our new Sport Director and Coach 🗣️: https://t.co/JztT88RYUO pic.twitter.com/OuOJR7tVpl
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) November 21, 2022
イアン・スタナードは、2008年にLandbouwkrediet – Tönissteinerでプロ入りし、11シーズン、INEOS Grenadiersと元チームスカイのために乗っていた。
キャリアで一度は英国王者となったが、主にオムループ・ヘット・ニューウズブラッド（2014年と2015年）の2度の優勝者として知られている。2016年はパリ・ルーベでも3位に入っている。
キャリア通算7勝をあげているクラシックハンターだった。
イアン・スタナードは、引退後に、英国のTRINITY Racingのスポーツディレクターを2年間務めていた。トム・ピドコックが2021年まで在籍したチームだ。
2022年シーズン、INEOS Grenadiersは、2014年以来、初めてグランツールで優勝を上げることが出来なかった。
チームはコーチ陣の交代も進めており、イアン・スタナードは新たにチームに加わる一人となる。
イアン・スタナードは公式サイトで以下のように述べている。
「INEOS Grenadiersに戻ることができ、とても興奮している。TRINITY Racingでは素晴らしい2年間を過ごし、急勾配で学んできたので、DSの役割を担うには良い環境にあると思う。
TRINITYで一緒に働いていた若いライダーたちがいるこのチームで、新しいチャレンジができることを楽しみにしている。昔のチームメイトともまた一緒に仕事ができるのは楽しいことです。」
来シーズンからは、サポートカーに乗ったイアン・スタナードの姿が見られそうだ。
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