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2025 ツール・ド・フランス プリモッシュ・ログリッチを支えるRed Bull – BORA – hansgroheのメンバー

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Photo credit: dtiet on Visualhunt.com
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Red Bull – BORA – hansgroheがツール・ド・フランスのメンバーを発表。

ジェイ・ヒンドリーはいない。ジロでの落車が影響しているようだ。昨年とは違って、ヨルディ・メイウスでスプリント勝利も狙う布陣に。

 

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Red Bull – BORA – hansgroheのメンバー

 

81.プリモッシュ・ログリッチ
82.フローリアン・リポウィッツ
83.アレクサンドル・ウラソフ
84.ジュリオ・ペリツァーリ
85.ミック・ファンダイク
86.ジャンニ・モスコン
87.ダニー・ファンポッペル
88.ヨルディ・メイウス

 

プリモッシュ・ログリッチ

 
 
 
 
 
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上記InstagramではRovalの宣伝。ツール・ド・フランスに向けて山岳では軽くなったRoval Rapide CLX IIIを使うのか。

 

2023 ジロ・デ・イタリアでは、直前にメンバーが次々とかわりベストメンバーではなかった。それでも、個人タイムトライヤルでゲラント・トーマスを逆転。ジロ初勝利をあげている。

2024 ブエルタ・ア・エスパーニャで4度目の優勝。そして、迎えた2025年シーズン。開幕ステージのヴォルタ・アン・アルガルヴェでは総合8位と静かなスタート。

続く、ボルタ・ア・カタルーニャ第3ステージでは、UAE Team Emirates – XRGのフアン・アユソーとゴールスプリントの末に敗れた。

 

だが、翌日の第4ステージでは、またもフアン・アユソーとの一騎打ちをゴールスプリントで勝ち取った。

 

そして圧巻は最終第7ステージ。残り20kmから抜け出し、見事に独走勝利で文句なしの総合優勝を飾った。

 

それまでフアン・アユソーとのタイム差は1秒だったのを一気に28秒もの差をつけたのだ。勝負所での抜け出しはさすがベテランと言った感じだ。

ジロ・デ・イタリアでは、誰もがプリモッシュ・ログリッチとフアン・アユソーの戦いとなると思っていた。期待に答えてプリモッシュ・ログリッチは第2ステージでマリアローザを着用。

フアン・アユソーが落車やコンデション不良でリタイヤに追い込まれるなか、プリモッシュ・ログリッチが勝利を最後には奪うのかと思われた。

だが、第9ステージのグラベルロードで落車。大きなタイムロスに。

 

さらに第10ステージの個人タイムトライヤルの前にも落車。個人タイムトライヤルは17位と振るわなかった。これが痛かった。

 

続いて第14ステージでも落車。さらに第16ステージでも。4度の落車でプリモッシュ・ログリッチの心は折れてしまった。

 

プリモッシュ・ログリッチの場合、本当に極端。落車してリタイヤしなければ良い成績。落車するとリタイヤが待っている。いかに落車せずに最終日まで戦えるかが、プリモッシュ・ログリッチの場合の成績につながる。運命に翻弄される人だ。

この、ツール・ド・フランスでは一体どんなコンデションなんだろうか。4強の一人として堂々の戦いを期待したい。ただ、プリモッシュ・ログリッチを支える山岳アシストはあきらかに少ない。

ひょっとしてステージ狙いなのか。

 

フローリアン・リポウィッツ

 
 
 
 
 
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2022年にtrainee(研修生)としてBORA-hansgroheに在籍。2023 シビウサイクリングツアー総合6位のあとに、2023 チェコツアー第2ステージで優勝。総合優勝も飾っている。

 

バイアスロン出身ながら、2024 ブエルタ・ア・エスパーニャでは総合7位。2025年シーズンはパリ~ニース総合2位に新人賞獲得。

イツリア・バスクカントリー総合4位。そして、クリテリウム・デュ・ドーフィネではレムコより上の順位、総合3位でタデイ・ポガチャル、ヨナス・ヴィンゲゴーと共に表彰台に。

タイム差は2分38秒と大きいが、チームのエースとしての地位を確立しつつある。ブエルタでエースというのが望ましいけれど、ジェイ・ヒンドリーの不在など支えるメンバーの不足によるものだろう。

プリモッシュ・ログリッチが振るわなければ、ジロのジュリオ・ペリツァーリのようにフローリアン・リポウィッツが総合順位を狙っていくかもしれない。

 

スプリントでは、2023 ツール・ド・フランス最終ステージを飾ったヨルディ・メイウスが狙っていく。リードアウトはオランダロード王者となったダニー・ファンポッペルだ。

平地担当にジャンニ・モスコン、ローレンス・ピティが当たる。

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