ジロ・デ・イタリア第9ステージでは、第2ステージの個人タイムトライヤル、第4ステージのエトナへの登りゴールに続いて総合勢の足がためされた。
ここで遅れたライダーは、アシストに回るかステージ優勝狙いとなるかもしれない。
この、ブロックハウスの登りで脱落した総合勢は誰だったのかみてみよう。
サイモン・イェーツ Team BikeExchange – Jayco
レース前に100%ではないと語っていたサイモン・イェーツ。総合5位から25位に脱落。
走っている時には、気づかなかったのだけど、右膝にはサポーターが巻かれている。第4ステージの落車のダメージが回復することはなかったようだ。
戦い続けることで、見えてくるものがある。まずは休養日があって、それから回復の具合を見る。でも、まだ続けるかどうかはわからない。
でも、エトナのステージで、転倒してしまってから、痛みがひどくなってしまった。あのケガでいろいろと大変だったけれど、今日はそれだけじゃなかったんだ。
また暑さに悩まされたよ。”そういうこと “なんだ。私はすべてを捧げた。それだけだ..。
サイモン・イェーツは、まだ暑さに対応出来ていなかったのかもしれない。サイモン・イェーツが言う暑さにやられたというのは、ブエルタ・アストゥリアス第2ステージのことだ。
前日に優勝、最終日にも優勝したが、中日のこの日は暑さにやられて脱落している。
第2ステージの個人タイムトライヤル優勝で、一躍主役になると思われたサイモン・イェーツだが、ジロには縁がないのかもしれない。
ウィルコ・ケルデルマン BORA-hansgrohe
BORA-hansgroheのエースナンバーをつけたウィルコ・ケルデルマン。
最後の上り坂で不運に見舞われ、ブロックハウスで10分以上遅れをとってしまった。
その前の下りで、ホイールからスポークが抜けてしまったんだ。ディスクブレーキが高温になり、スポークが圧迫されて破裂してしまったんだ。
もちろん、前に出ていた方がよかったんだけどね。
しかし、スポークが折れてしまうという不運が問題を引き起こした。”超高速下降 “だった。2回自転車を乗り換えて、登りの手前で死んでしまったんだ。
その時、こんなところでと思ったけどね。腰の問題もあって、今日はダメだったんだ。
ウィルコ・ケルデルマンは、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで転倒して脳震盪を起こしている。ジロのスタートでは有望だったのだけど。
結局、総合7位から24位に後退した。
最低だ。身体的には大丈夫だが、痛みがある。良いレベルまで持っていくには、短い一日だった。しかし、今はまだ始まったばかりだ。ジェイが優勝し、チームが良い状態にあることをうれしく思う。
しかし、ジロはまだ終わっていない。もしかしたら、まだステージ優勝を狙えるかもしれない。
準備がうまくいかなかっただけだ。うまくいけばいいけれど、難しいのは分かっている。
それは残念なことだ。いつも全力だけど、これ以上は無理ってこともあるでしょ。また、誠実なスポーツでもある。
ディスクブレーキの加熱により、スボークが折れてしまうとは怖い現象だ。これは、またディスクブレーキの問題が再燃されそうな感じだ。フルームは、それ見たことかと思っているかも。
クーン・ボウマン Jumbo-Visma
総合ライダーではないけれど、山岳賞ジャージのクーン・ボウマン(Jumbo-Visma)も遅れてしまう。サム・オーメンが、先頭に残っておりアシストする予定だったのだけど。
更に、自身の山岳ジャージもEOLO-Kometaのディエゴ・ローザに奪われてしまった。
私はジャージを維持しようとした。Trek-Segafredoが私のホイールに乗った。私は背が低かったので、それは理にかなっている(笑)。
しかし、2日前のように違いを生むための足を持っていなかった。その後、INEOS Grenadiersが攻撃を始めたとき、ずっと気分が良くなった。
しかし、まだポイントの少ない人がたくさんいる。ジャージをなくしただけだと思う。
山岳ポイントの順位
- ディエゴ・ローザ EOLO-Kometa 83ポイント
- クーン・ボウマン Jumbo-Visma 69ポイント
- レナード・ケムナ BORA-hansgrohe 43ポイント
- ジェイ・ヒンドレー BORA-hansgrohe 40ポイント
私は長い間接続することができた。できるだけ長くサム・オーメンと一緒にいなければならなかった。
頂上から約9キロ下まで彼と一緒にいた。毎日最後までドライブするために狂ったように行動する必要はない。
それで安心して乗っていた。たくさんの良いことがやってくる。人生で2レースしか勝てなかった場合、ステージに勝つことについて話すのは現実的ではない。
しかし、私は試してみるつもりだ。
Jumbo-Vismaは、サム・オーメンが総合20位で7分21秒遅れ。あまり順位を考える必要もないかもしれない。クーン・ボウマンの山岳賞の目標は最後まであるだろう。
総合では、10位のペッリョ・ビルバオまで1分22秒差。レナード・ケムナが総合2位から、15位まで急落したのは驚きだ。
BORA-hansgroheは、ウィルコ・ケルデルマンからジェイ・ヒンドレーにエースは交代となる。次に、総合勢の足が試されるのは、第15ステージのコーニュの登りゴールとなる。
コメント