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ゲラント・トーマスはツール・ド・フランスで走ることはもうないかも 来年は別れのシーズンとなるのか?

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Photo credit: babbo1957 on Visualhunt
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2023年シーズンで、17年目となるINEOS Grenadiersのゲラント・トーマス。

2018ツール・ド・フランス総合優勝。2019年にはツール総合2位、今年はヨナス・ヴィンゲゴー、タデイ・ポガチャルについで3位となっている。

ゲラント・トーマスは、2023年のツール・ド・フランスを狙わないかもしれないとほのめかしている。

ひょっとすると昨年のツール出場が最後となったかもしれない。

 

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評論家を打ちのめす

 

トーマスは2020年のジロ・デ・イタリアでノックアウトされ、2021年のツール・ド・フランスでは序盤から落車し、東京オリンピックでも落車。

2年間ひどい転倒が続き、東京オリンピックの転倒の後には呪われているのではないかと語っていたほど。

 

2022年シーズンも、ツール・ド・フランス出場はないかもと噂されていた。チームは多くの若手選手と契約し、将来に向けて準備を進めており、世代交代を進めている。

移籍の噂もあったが、ゲラント・トーマスは、チームと2023年末まで契約を結んでいる。

 

別れのシーズンとなる可能性のある来シーズンには、個人的にもプロフェッショナルとしても少し異なる野心を抱いているようだ。

 

「じっくりと腰を据えて、どうしたいかを決めなければならない。正直なところ、ツールに出るかどうかもわからないし、ジロかもしれない。全ては宙に浮いているんだ。何か違うことをするのは構わないよ。

今年はコッピ・エ・バルタリ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、フレッシュ・ワロンヌ、イツリア・バスクカントリーなど新しいレースに参加して、とても新鮮な年だったね。

これまで、参加しなかったレースや一度だけ参加したレースばかりだった。

去年はかなりひどかったから、レースを楽しんで結果も出せてよかったよ。ツール・ド・フランスは良かったし、スイスでも優勝できた。本当に良い1年だった。

ツールに勝った時、翌年は運がなかったと証明することができた。そして、もうだめだと思われていた今年もまた、戻ってくることができた。今は、もう証明するものは何もないと思っている。

まだ慣れていることを示すのは、いつも特別なモチベーションになるんだ。

レースを楽しみながら、自分らしい走りをすることが大事なんだ。その進歩も、例年通り見ることができる。その渦中にいることができてよかったよ。」

 

別れのシーズンに向けて

 

ゲラント・トーマスは、トレーニングやレースのプロセスを楽しむことが、自分の士気と成功に不可欠であることに気づいている。

2022年に入ってから、自分のフィットネスとレースの進歩をコントロールできるようになったとも語っている。

クロアチアの最後のCROレースで2022年のシーズンを終え、10月初旬までシーズンを延長し、足にフィットネスとレースがある状態で冬を迎えることができた。

2023年にキャリアを終えることを決めたら、最後のシーズンを楽しみたいと考えている。

 

「2023年は、今年より少し良いスタートを切りたい。必ずしも勝つ必要はないけれど、そこにいれば、もっと楽しめる。

ツアー・ダウンアンダーでスタートさせたい。それはシーズンを始めるのに最高の場所だろう。妻と一緒に座って、自分が何をしたいのか決めるつもりだ。

彼女は続けることに意欲的だ。息子はフランスの学校に落ち着き、私たちは幸せに過ごしている。

それよりも、自分がどう感じているかが重要なんだ。今でもレースやトレーニングを楽しんでいるし、家から離れて過ごすことが一番大事でもある。

何か新しいことをするのはいいことだけど、これ以上早く片付けたくないとも思っているんだ。」

 

来シーズンには、37歳となるゲラント・トーマス。更なる現役続行がないとも取れないコメントをしている。リーダー役はないだろうけど、アシストとしてならば更に走ることは可能だろう。

さて、このオフにどんな考えとなるだろうか。

コメント

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