Jumbo-Vismaはグランドツアーで最も支配的なチームとして記録される

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Sarah RichterによるPixabayからの画像

2023.09.19

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数年前までは、ツール・ド・フランスといえば、Team SKYが圧倒的に支配していた。

各チームは、打倒SKYを旗印に予算獲得、ライダーの確保、科学的なトレーニング方法の確立を進めていった。

そして、その一番手となったのがJumbo-Vismaだ。数年前まで下位から2番目の予算の少ないチームだったが、勝利を重ねることでライダーの確保も容易となりチーム力はワールドツアーNo1となっている。

表彰台独占
1. 表彰台に2人

表彰台独占

2⃣❤️3⃣

… estos chicos han hecho .
… making , together.

Congrats @JumboVismaRoad‼️#LaVuelta23 @sprintcycling pic.twitter.com/PLLrU3QihS

— La Vuelta (@lavuelta) September 17, 2023

セップ・クスからプリモッシュ・ログリッチまでタイム差は1分8秒。5つのステージ優勝。

第6ステージ　セップ・クス
第8ステージ　プリモッシュ・ログリッチ
第13ステージ　ヨナス・ヴィンゲゴー
第16ステージ　ヨナス・ヴィンゲゴー
第17ステージ　プリモッシュ・ログリッチ

表彰台を独占したのは、1966ブエルタ・ア・エスパーニャのKas – Kaskol以来。メジャー大会で独占は3チーム目となっている。

さらに

ジロ・デ・イタリア　プリモッシュ・ログリッチ
ツール・ド・フランス　ヨナス・ヴィンゲゴー
ブエルタ・ア・エスパーニャ　セップ・クス

同一年のグランツール覇者が表彰台に全て揃うのは、1989ツール・ド・フランス以来。史上2番目の快挙となる。

1989年の時には、グレッグ・レモンがDHバーを最終タイムトライヤルで使って8秒差でローラン・フィニョンを逆転している。

1位　グレッグ・レモン
2位　ローラン・フィニョン　1989ジロ覇者
3位　ペドロ・デルガド　1989ブエルタ覇者

当然、彼らは同一チームではない。

しかも、Jumbo-Vismaは、ステージでも第13ステージで1位から3位までを独占。

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さらに、第17ステージでも同じことをやってのけた。

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Jumbo-Vismaは、2022パリ～ニース第1ステージでもやり遂げている。この時には、クリストフ・ラポルト、ワウト・ファンアールト、プリモッシュ・ログリッチで達成。

しかし、まさかブエルタの山岳ステージでこれが見られるとは思いもよらなかった。

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表彰台に2人

チーム内に実力の伯仲するライダーが二人いることは良くある。

2010年以来何度も記録されている。

2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ: 1 位、2 位、3 位 – セップ・クス、ヨナス・ヴィンゲゴー、プリモシュ・ログリッチ (Jumbo-Visma)
2023 ツール・ド・フランス : 2位、3位－タデイ・ポガチャル、アダム・イェーツ(UAE Team Emirates)
2020 ジロ・デ・イタリア: 2位と3位 – ジェイ・ヒンドリー、ウィルコ・ケルデルマン (Team Sumweb)
2019 ツール・ド・フランス: 1 位と 2 位 – エガン・ベルナルとゲラント・トーマス (INEOS)
2018 ツール・ド・フランス: 1 位と 3 位 – ゲラント・トーマスとクリス・フルーム (Team SKY)
2015 ジロ・デ・イタリア: 2位と3位 – ファビオ・アルとミケル・ランダ (Astana)
2015 ツール・ド・フランス: 2 位と 3 位 – ナイロ・キンタナとアレハンドロ・バルベルデ (Movistar Team)
2012 ツール・ド・フランス: 1 位と 2 位 – ブラッドリー・ウィギンスとクリス・フルーム (Team SKY)
2011 ツール・ド・フランス: 2位と3 位 – アンディ・シュレクとフランク・シュレク (Leopard-Trek)
2011年ブエルタ・ア・エスパーニャ：2位と3位（フアン・ホセ・コボのドーピング禁止を受けて1位と2位に昇格） – クリス・フルームとブラッドリー・ウィギンス（Team SKY）
2010 ジロ・デ・イタリア: 1 位と3 位 – イヴァン・バッソとヴィンチェンツォ・ニバリ (LIQUIGAS)