2025 ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第1ステージでゴール前のコースミスが発生。
上記は2月19日のこと。わずか10日ほどの3月1日にまたも同じようなミスが。
フォーン=アルデシュ・クラシック。これも不思議なコースミスだった。この原因について詳細が分かってきた。
イエローカード2枚
LOL NOT AGAIN! The riders took the wrong turn in Faun-Ardèche Classic and missed the finish line! INSANE 🙈#BD25 pic.twitter.com/VKoeAe5iej
— Mihai Simion (@faustocoppi60) March 1, 2025
コースミスは、ゴール手前300mでのこと。実は、フニッシュラインを通るのはこれで3回目のことだった。
すでにライダーは2回同じフニッシュラインを通過しているのだ。それなのにコースミスがおこるとは~。
この原因は、ゴール前でもライダーの少し前を走っていたモトバイクの距離にある。
通常モトバイクは、ゴールではライダーの前を走らずに側道に行ったり、フェンスの一部からコース外に出ることが多い。今回は右側の側道に向かっていった。
ゴールは直進だったのだ。これがモトバイクが近すぎたために、ライダーはモトバイクについていったという訳だ。
Movistar Teamのエンリク・マスとハビエル・ロモ、UAE Team Emirates XRGのブランドン・マクナリティティは勝利に向かっていたと思うけど違う方向に。
この間違いでTudor Pro Cycling Teamのマルク・ヒルシは巻き込まれて転倒してしまった。
結局、主催者側の判断はモトバイクを運転していたライダーにイエローカードを出すことに。
一方、間違った方向に進んだ3人のライダーのうちの1人であるエンリク・マスは次のように語っている。
「正直、心拍数がマックスで、チームメイトのハビエル・ロモを追いかけていた。バイクは近くにあり、私たちは何のためらいもなく追いかけてしまった…..。
私たちが向きを変えて車を見たとき、私は自分自身に『ああ、私たちはミスを犯した』と思った。」
同じ場所をすでに走っているのだから、間違えようがないようにも思うけど、ついバイクの方向に誘導されたということか。モトバイクは早めに離れて、ヘリコプターの映像にまかせるしかない。
もしくはゴール地点からの映像で見せるのが正解だ。
もう一つのイエローカードは、Arkéa – B&B Hotelsのサポートが指定された補給区域の外で食べ物や飲み物を配ったため。これも事前に決められた補給ゾーンのみで許可されている。
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