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ゲラント・トーマスは世界選手権タイムトライヤルをガーミンなしで走った理由

海外情報
Photo by Tamara Gak on Unsplash
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世界選手権タイムトライヤルでゲラント・トーマスはチームメイトのフィリッポ・ガンナから37秒遅れの4位でフニッシュ。

3位のシュテファン・キュングとは8秒のタイム差。実は、ゲラント・トーマスは表彰台を逃してしまう理由があった。

トーマスはガーミンなしで走らなければならなかったからだ。それは何故?

 

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ガーミンなしの理由

 
 
 
 
 
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“I’m pretty happy with how it went, I think it looks good for the month ahead at the Giro.” 🗣 @geraintthomas86 #Imola2020

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それは表彰台に近かった。ガーミンを持っていなかったのは残念なことで、レースの最中は完全にブラインドで走っていた。

パワーも距離も時間もわからない。それは少しイライラさせられた。比較的よく考えてペースを整えていると思う。特に終盤のステージでそれを助けることが出来なかったのは残念なことだ。

トーマスは、中間ポイントではガンナやローハン・デニスに次いで3位。

ほとんどの選手が2周目のほうがタイムが良いことを考えると、トーマスもガーミンでパワーを見ながら管理していたら、もっと追い込めたかもしれない。

 

トーマスはスタート3分前まで、スペアバイクでアップ。その後レースバイクに行くと、なんとガーミンがない!

スタッフが別のガーミンをもってきてレースバイクに取り付けようとしたが、大きすぎてつかない。結局トーマスはガーミンなしで走らなければならなかった。

特に風があった時には、自分がどれくらいのパワーで走っているのかわからなかったので、上り坂のように感じたと言う。

もし、ガーミンがあればペース配分も違っていたはずだ。特に精神的にイライラするようなことは決してなかったはず。

ツールでは、タデイ・ポガチャルがTTをメーターなしで走って爆走した。だが、これはパワー管理することなく全力で走るためだった。

 

 

今回、ゲラント・トーマスがメーターがある状態で走っていれば、確実にタイムは縮まっていたはず。何故ガーミンがなかったのかはわからない。

スタッフエリアは一般の人が入れる場所ではないので、外部の一般人が盗ったとは考えにくい。ただ、今回のスタッフは英国のメンバー。イネオスのスタッフではなかった。

 

だが、ゲラント・トーマスはこれでジロでのタイムトライヤルで良い走りが出来ることはわかった。気持ちを切り替えて10月3日から始まるジロに集中してほしい。

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