レムコ・エヴェネプールがツール・ド・フランス前に前哨戦となるレースに一切出場しないことが発表され、一部で驚きの声が上がっている。
実に68日間レースに出ないことになる。実は一記事書こうかと思っていたら、ゲラント・トーマスとルーク・ロウのポッドキャスト「Watts Occurring」で話題に出たので、二人の意見を書くことに。
Red Bull – BORA – hansgroheのレムコ・エヴェネプールは、フロリアン・リポヴィッツとツール・ド・フランスで共同エースを務める準備を進めているが、スポットライトから離れた場所で調整を行っている。
実戦感覚への疑問
#Calendrier 📅 / On connait le programme de la fin de saison de 🇧🇪 Remco Evenepoel (RBH) :
🇫🇷 Tour de France
🇮🇹 Stage en altitude à Livigno
🇨🇦 Grand Prix Cycliste de Québec
🇨🇦 Grand Prix Cycliste de Montreal
🌈 🇨🇦 Championnats du monde (CLM + RR)
🇪🇺 🇸🇮 Championnats d’Europe (CLM… pic.twitter.com/PKfpRtSPbQ— Renaud Breban (@RenaudB31) June 5, 2026
フロリアン・リポヴィッツはツール・ド・スロベニアに出場する予定だが、レムコ・エヴェネプールが次にゼッケンをつけるのは7月4日にバルセロナで開幕するツール・ド・フランス本番となる。
レムコ・エヴェネプールが最後に実戦を走ったのは4月のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュであり、大一番に向けた正確なコンディションについては不確実な側面がある。
チーム側は、冬の加入以来初となるグランツールに向けた彼の極度の集中アプローチを支持しており、これによって最高の状態でレースを迎えられるよう、細部まで微調整できると強調している。
つまり、コンデションをコントロールするのだ。これまでレムコ・エヴェネプールは、トレーニング後に最高の走りを披露することが多かった。レースを走りながら調子を上げていく昔ながらの調整方法は合わないのかもしれない。
しかし外から見る元選手たちは、タデイ・ポガチャル、ヨナス・ヴィンゲゴー、ポール・セイシャスらとツール・ド・フランスで戦う前に実戦を経験すべきだと主張している。
現在はNetcompany INEOSのレースディレクターを務めるゲラント・トーマスも、元世界王者のこの戦略には同意しておらず、ポッドキャストで事前にレースに出るべきだと語った。
今大会の総合優勝候補である4人は、7月4日の開幕ステージまで顔を合わせることはない。
タデイ・ポガチャルはツール・ド・スイスに参戦し、ジロ・デ・イタリア王者となったヨナス・ヴィンゲゴーは休養を取っている。一方、ポール・セイシャスは伝統的なツール・ド・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプでの調整に臨んでいる。
ゲラント・トーマスは前哨戦が今夏の選手の仕上がりを知る重要な指標になると考えている。だが、本命選手たちのアプローチが対照的であるため、ツール本番を迎えてみないと予測不能な部分が大きいと言っている。
また、19歳でツール・ド・フランスに挑むポール・セイシャスについては「スタートラインに立つこと自体がすでに成功だ」と見解を述べている。
レムコ・エヴェネプールのアプローチについて
Why did Remco Evenepoel cancel his planned start at the Critérium du Dauphiné?
Red Bull reveals how Evenepoel was knocked back by fatigue after an ambitious spring and deeply dissapointed by being blown away at Liège:https://t.co/Dm6DoYofnD pic.twitter.com/ZNQTKqbTVM
— Velo (@velovelovelo__) June 5, 2026
「ルーク・ロウ」今の選手たちが好むのはレムコのアプローチなんだ。ツールに向けて自分の体に何が必要かを理解していて、高地キャンプであれ自宅のテントであれ、コントロールされた環境に行って、自分が準備したいように正確に準備をする。
レースに出場してレース展開に身を任せるのとは違って、すべてが完璧に計算されている。レースの台本は書けないからね。だからこそ、より計算された方法をとっているんだ。
「ゲラント・トーマス」 はっきり言うけど、僕自身はそのアプローチは好きじゃない。僕はもう少しオールドスクールなんだ。
外に出て、少しは実戦をこなさなきゃいけない。ツールまでただトレーニングだけをするなんて想像できないよ。少しはレースが必要だ。
レムコは生粋のレーサーじゃないか。間違いなく心理的な側面もあるはずだ。もちろん、彼がやりたくてやっているんだし、うまくいくと思っているなら幸運を祈るよ。
レムコやRed Bullを否定しているわけじゃない。ただ、それが現代的なアプローチだということだ。君が言うようにすべてが効率的に進む。
でも僕は、リズムを掴むために少しはレースが必要だと常に感じていた。最近の選手やトップ選手はそうする必要がないのかもしれないし、バイクペーサーとか色々やっているのかもしれないけどね。
でもレムコを例に挙げると、彼は4月末のリエージュを走って、次は7月初旬までレースがない。2ヶ月半も何もないんだ。それが今のトレンドだけど、クレイジーだよ。僕は好きじゃないな。
4者4様のツール・ド・フランスに向けての準備。レムコ・エヴェネプールは、最高のレムコを見せることができるだろうか。上りのために体重を落としているとの情報もある。






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