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元チームスカイのライダーがドーピング違反で4年の出場停止

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Photo by Michael Longmire on Unsplash
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元チームスカイの選手が2年前に引退したにもかかわらず、ドーピングで禁止処分を受けている。

UCIは火曜日の午後(6月23日)、2018年にEPO陽性反応が出たカンスタンツィン・シウツウ(Kanstantsin Siutsou)が4年間の出場禁止処分を受けたことを発表した。

すでに2018年シーズンをもって引退しているのに、今さらという感じもしないではないですけどねえ~。

 

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4年間チームスカイに在籍

photo Kanstantsin Siutsou instagram

2012年から2016年までの4シーズン、チームスカイのために乗っていたシウツウは、陽性反応が公表された直後に引退した。

ベラルーシ人は、バーレーン・メリダのために乗っていたときに、2018年7月に行われた競技外テストでテストサンプルとフォローアップBサンプルでエリスロポエチン(EPO)が検出された。

彼は当初、UCIが彼の処分について正式な決定を下すまで、暫定的な出場停止処分を受けた。

引退から2年が経過した今になって、UCIは37歳の選手がスポーツから追放されたことを発表。

UCIの声明は次のように述べている。

審判団は、選手にアンチ・ドーピング規則違反(エリスロポエチンの存在)の罪を認め、4年間の資格停止期間を課した。

と発表した。

科学の進歩によって、古いドーピングでも違反が検挙出来るようになったのが原因でしょうけど、もっと早くわかっても良いのではないですかねえ~。

 

19勝のキャリア 

photo Kanstantsin Siutsou instagram

シウツウは2001年にIteraでキャリアをスタートさせ、その後、HTC-ハイロード、チームスカイ、ディメンションデータでレースを行い、バーレーン・メリダで17年間のキャリアを締めくくった。

17年で19勝。2018年にも2勝しているのだから、まだまだ走れたはず。

2012年には、ブラッドリー・ウィギンスが優勝したチームスカイ・ツール・ド・フランスにも参加していたが、第3ステージでリタイアした。

彼のキャリアの中で、シウトウは2004年に世界選手権U23ロードレースで優勝し、2009年にはジロ・デ・イタリアのステージで優勝。ツール・オブ・ジョージアとツール・オブ・クロアチアで総合優勝を果たしている。

また、ベラルーシ選手権では、タイムトライアルのタイトルを6つ、ロードレースのナショナルジャージを2つ獲得するなど、強大な力を発揮した。

2018年の時点でドーピングしてたのは残念。別にこれだけの力があれば薬物なしでも十分に成績を収められるはずなのに勿体ない。

 

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