Deceuninck-Quick-Stepの重要な山岳アシストである、ファウスト・マスナダが契約延長だ。
Team CCCの解散によって、2020年8月19日からチームに加わっているがすでにチームの重要なライダーの一人となっている。
2024年まで3年契約
It’s a double celebration for @masnada_fausto, as he signed a new contract that will see him ride for the Wolfpack until the end of 2024: https://t.co/fWZTkrCCx1
Photo: @GettySport pic.twitter.com/aTribUuVgY
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) November 6, 2021
ファウスト・マスナダがチームに来てからの活躍はとにかくスーパーだ。2020ジロ・デ・イタリアではエースとなったアルメイダの総合4位をアシストして自らも総合9位に入っている。
これほどの強さを見せる選手は中々いない。
2021年の活躍は特に素晴らしい。
- UAEツアー 総合10位(アルメイダ3位)
- ボルタ・ア・カタルーニャ 総合15位(アルメイダ7位)
- ツール・ド・ロマンディ 総合3位
- ジロ・デ・イタリア 第12ステージ リタイヤ
- イタリア選手権ロード 2位
- セティマナ・シクリスティカ・イタリアーナ 第4ステージ リタイヤ
- ツール・ド・ルクセンブルク 総合13位(アルメイダ1位)
- ジロ・デ・エミリア 30位(アルメイダ2位)
- ベルノッチカップ 3位(レムコ・エヴェネプール1位)
- ミラノ~トリノ 8位(レムコ・エヴェネプール1位)
- イル・ロンバルディア 2位
ほとんどのレースで、アルメイダとレムコをアシストしながらも総合でも上位に食い込んでいる。間違いなく他チームならばエースだ。
ジロでは、膝靭帯の痛みでリタイヤ。セティマナ・シクリスティカ・イタリアーナ(Settimana Ciclistica Italiana)でクラッシュして、背中の骨折。
それでも2か月で復帰して、最後のイル・ロンバルディアでも惜しい2位となっている。
28歳のファウスト・マスナダに3年契約を与えたのも、チームの大きな信頼と実力を認めているからに他ならない。
アルメイダが移籍したため、グランドツアーではレムコをアシストすることになる。2024年まで契約したので、山岳でのアシストは万全だ。
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