UAE Team Emiratesのタデイ・ポガチャルが2023年7月に使っていたENVEの統合ハンドルの第1弾が販売となった。
ユタ州で手作りで作られるハンドルの価格は1,200ドルというから約17万円。なんと自転車が買えてしまう値段だ。
どんなハンドルなんだろうか?
ENVE SES AR IN-Route
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すべてのハンドルはユタ州オグデンの社内で製造されている。
一般的なサイズの組み合わせで「ストック」モデルを提供となるが、希望するステムとハンドルバーの長さで製造することも可能。
標準オプションには、ステムの長さ 90/100/110/120 mm、バーの幅 (フードの中心から中心までの寸法) 38/40/42/44/46 cm が含まれている。
フレアによりドロップ部分の幅が5cm追加されるため、バーの下部の寸法は 43/45/47/49/51cm になる。
上部はエアロ形状で、その下にケーブルガイドが埋め込まれている。
Mosaic、Argonaut、Provaなど、ENVEのIN-Routeシステム内部ルーティングデザインを採用した様々なカスタムフレームやENVE独自のフレームモデルを含む、IN-Routeシステム統合に対応。
SES AR One-PieceとすべてのIN-Routeコンポーネントを、できるだけ多くの主要フレームモデルで使用できるようにすることを目標に、今後も互換性ソリューションを追加していく。
ENVE SES AR IN-Route Spec
- 20 種類のバー幅/ステム長の組み合わせが利用可能
- ハンドルバーの幅は38~46cm
- ドロップ部分の幅は+5mm
- ステムの長さは 90 ~ 130 mm
- フレア: 18° 複合フレア ドロップ
- リーチ: 76mm
- ドロップ: 127mm
- 重量: 330-360g
- 価格 : $1,200 米ドル (約17万円)
なお、最近のフレアーハンドル、狭いハンドル幅に対応したSES Pro Team One-Piece (別名「Pogačar/UAE バー」も2024年には販売されるとのこと。今回のは一つ目のハンドルだ。
フード部分の幅は350mm ~ 390mm で、ナローでエアロなプロ仕様のライド ポジションを実現する。
2つ目に販売されるハンドルが、よりタデイ・ポガチャルのハンドルに近い。
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