すでにリーク写真が出ていたWahooの新型サイクルコンピューター。
リーク情報通りWahoo ELEMNT ACEは、風速センサーとバッテリー寿命の向上がみられた高性能なサイクルコンピューターとして登場した。
ライバルとなるGarmin Edge 1050よりも大きいが値段は少し安い。長さは約12cmもあり厚みは24mm。これは要望の大きかったバッテリー寿命を長くするためでもある。
大きさは、ほとんどスマホを取り付けて走るのと一緒だ。
Wahoo ELEMNT ACE
風速センサー
We’ve been riding with the new Wahoo Elemnt Ace bike computer for the last month. It’s a massive launch, literally.
— Velo (@velovelovelo__) December 3, 2024
It gets a 3.8 inch touchscreen–a first for Wahoo–as well as the range of buttons Wahoo is known for.
The full review is up now: https://t.co/u0eKHQ5H1v pic.twitter.com/VmpcctfA1v
最も気になる風速センサーだけど、センサーは動画でもわかるようにサイコンの前面に2箇所の小さな穴があるだけ。
CdA(空気抵抗)の計算は行われない。Wahoo 本社に 1 立方メートルの小型風洞を構築し、一貫した滑らかで整然とした空気の流れを再現し、類似デバイスと比較テストをしている。
現状では、風速はGPS データやホイール スピード センサーからの対地速度と比較される。Wahooでは、この分析を「Wahoo Wind Dynamics」と名付けている。
つまり、地上速度に比べて風速が遅い場合は、追い風の状況。風速が速度よりも速い場合は、向かい風の状況と判断する。
これは機能をONにしているとマップ上に色でルートが表示される。
- 濃い緑色:「ヘビー エアブースト」地上速度が対気速度よりも大幅に大きい強い追い風
- ライト グリーン:「軽いエアブースト」地上速度が対気速度より中程度に速い追い風
- 青:対地速度と対気速度がほぼ同じの無風
- オレンジ: 対地速度が対気速度より中程度に低い向かい風
- 赤: 「激しい空気抵抗」対地速度が対気速度より大幅に低い強い向かい風
ライド中の風速のデータはWahooアプリに転送され、何時間向かい風の中にいたかなどが表示される。将来的に、数年間で様々な機能の向上が行われる予定。
Strava セグメントがきたらお知らせ(将来的に)
Wahoo lance l’ELEMNT ACE, un compteur de nouvelle génération: https://t.co/prw1amYO1U pic.twitter.com/Hqr4qv1nzo
— Matos Vélo 🚲 (@matosvelo) December 3, 2024
公式サイトには、Strava セグメントに近づいていることを知らせ、セグメント中の進行状況をリアルタイムで提供してくれる機能が将来搭載されると予告している。
これは、あとから見返して、あそこはStravaセグメントだったのか、もっと速く走っていれば良かったというのを防ぐことができるようになるはず。
また、あと何メールでゴールとかわかれば頑張りようもあるというものだ。足のある人は欲しい機能では。
また、地図をスクロールして、公園、水飲み場、次のコーヒー休憩場所など、Strava の興味のあるポイントを確認することもできる。
Wahoo ELEMNT ACE Spec
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- 重量: 208g
- 寸法: 126mm x 71mm x 24mm
- ディスプレイサイズ: 96.7mm
- 解像度: 480 x 720
- バッテリータイプ:リチウムイオン
- バッテリー寿命:30時間
- 防水等級: IPX7
- 充電: USB-C
- 価格 : 99,000円
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