ディラン・トゥーンス28歳がBahrain – McLarenと2年の延長契約を発表した。
Bahrain – McLarenはスポンサーであるマクラーレンの経営状態が良くなくスポンサーから撤退と噂されている。
そんな中での2年契約ということは、チームは2年間存続するということだ。
マクラーレンのスポンサー問題はどうなるのか不明だが、存続してくれるならばすでに他のスポンサーの目途はたっているのかもしれない。
激坂ハンター
We are delighted to announce that @dylan_teuns has renewed his contract with #TeamBahrainMcLaren for another two years.
📸 Fidel Bagan pic.twitter.com/FSeMyRe3Ko
— Team Bahrain McLaren (@BahrainMcLaren) August 2, 2020
クライマーとばかり思っていたディラン・トゥーンスだが、2020 Vuelta a Andalucia Ruta Ciclista Del Sol の最終タイムトライヤルで優勝している。
このレースではミケル・ランダをアシストしながら自らも総合5位に入る走りを見せた。登りだけでなく、TTもこなせるとなると~。
ディラン・トゥーンスは、BMCで5年走ったあとに、Bahrain Meridaに移籍。
チームが2年の延長契約を結ぶのには、ランダのアシストということもあるが、彼自身を総合系ライダーとしても考えているのではないだろうか。
実際、2017年のBMCの時には
- VOO-Tour de Wallonie (2.HC) 総合優勝
- Tour de Pologne (2.UWT) 総合優勝
- Arctic Race of Norway (2.HC) 総合優勝
と、3回連続の総合優勝を飾る離れ業を見せている。
昨年、2019 クリテリウム・デュ・ドーフィネでは総合6位。ブエルタでは総合12位に入っている。エース候補として十分ではないかな。
ディラン・トゥーンスは多くのチームからオファーがあったはず。だが、チームに残るという決断には将来的なチームのエースとしての座が約束されているのかもしれない。
大きなケガを克服して復活しているのだから、更に大きく飛躍して欲しい。
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