イギリスのピッパ・アースキン(Pippa Erskine)さん(27歳)は、3年前に2つの肺を新たに受け取り、感謝の気持ちでバーチャルチャリティーライドを行った。
約3年前、彼女は二重肺移植を受けた。それ以前は、主に肺、膵臓、消化器系に影響を与える慢性遺伝病である嚢胞性線維症を患っていた。
3周年を記念して、二つの病院の間の100kmを走る予定だったがコロナにより断念。そのかわりに自宅でローラーを使って100kmライドを行った。
かなり厳しい挑戦
実際には、彼女が移植を受けたケンブリッジシャーのパプワース病院と、移植前治療を受けたロンドンのブロンプトン病院との間で行われる予定だった。
RGTアプリでの仮想サイクリングは、Covid-19パンデミックによる隔離措置によるためだった。
嚢胞性線維症による移植の前は、酸素のない部屋を歩くことすらできず、病院で何ヶ月も過ごしました。この移植なしでは、今日、私は確かにここにいません。
私はこれにチャレンジして、何か返済したいと思っています。
とピッパは述べている。
彼女によると、現実の世界で乗りたいという願望がまだある。これは、9月に開催される臓器提供啓発週間の間に行われるべきだと思っている。そこで、彼女はさらに多くの資金を調達することを望んでいる。
乗車は間違いなく挑戦でした。周りに友人や家族がいるようにしたかったのですが、それは出来なかった。それが完全ではない場合でも何かしようとすることが私の心の中で重要だったのです。
少なくとも当面は、2つの病院に相当額の資金を調達することができました。私や他の多くの人々にとってそれはとても嬉しいことです!
悲しいことに、ピッパは最近、彼女の肺が現在慢性拒絶反応にあるというニュースを受け取っている。
現時点では、ピッパはこの診断の影響を感じていないが、慢性拒絶反応の治療法はないため、100 kmのライドを含め、今後最大限の時間を費やすことを決意している。
寄付の目標額は6000ポンド(約80万円)で86%達成した。
9月に再度のチャレンジを臓器提供啓発週間に行おうとしているが、実際のライドをするのは難しいかもしれない。彼女の身体の調子も気になる。
まずは、身体に気を付けて感染しないようにして貰いたい。
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