世界最大のグラベルレース、ダーティ・カンザ(Drity Kanza)が中止となってしまった。
当初は9月12日に延期と言われていたのだが、最近のアメリカの事情を考えるとイベントの中止は仕方ないだろう。
来年の開催は6月5日
2021年の開催は、6月5日となっている。さすがに1年後だから大丈夫ですよね。
4,000人の参加登録選手には、
- 2021年または2022年の大会への参加を無料で招待
- 参加費をライフタイム財団に寄付する
- たは全額返金する
という4つの選択肢を提供している。
プレスリリースによると、参加者は8月7日までに選択するよう求められている。
ダーティ・カンザには、EF Pro Cyclingのプロライダーが参加する予定だった。
Wahooもグラベルロードチームを発足しており、元プロライダーのピーター・ステティーナ(TREK)、イアン・ボスウェル(Team Katusha Alpecin)らが出場する予定だったのに残念なことだ。
Dirty Kanzaの名前変更を検討
ダーティ・カンザは、オクラホマ州とカンザス州に本拠地を置く先住民族「Kaw Nation」に対する人種的無関心を理由に、現在のイベント名「Dirty Kanza」に代わる新しいイベント名で2021年に復活することを改めて約束した。
主催者のライフタイムは6月に、アトランタでの警察によるレイシャール・ブルックスの射殺事件を “正当化 “したと主張するソーシャルメディアの投稿をめぐり、創始者であるジム・カミンズ氏を組織から解任したことを受けて、イベントの名称変更を検討していると発表していた。
当時の声明では、ライフタイム社は「ダイバーシティ&インクルージョン協議会」を立ち上げ、今年中に名称変更のためのオプションを検討していたと述べている。
新しい名前の発表は今後数カ月以内に行われる予定だ。
年々人気が上がっているグラベルレースの最高峰であるダーティ・カンザが中止されるのは残念なこと。
引退したらサガンも出たいと言っていたほど人気のあるレースなのにねえ~。
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