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シクロクロスワールドカップ2023-2024第3戦デンデルモンデ 泥だらけのコースを制したのは?

海外情報
Photo credit: Erf-goed.be on VisualHunt
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2020年、2021年は、コロナのために無観客で開催。

2021年は第12戦だったので、この時にはシクロクロス3強と呼ばれる、マチュー・ファンデルプール、ワウト・ファンアールト、トム・ピドコックが参加していた。

女子のランキング

1.  フェム・ファンエンペル – 80 ポイント
2.  セイリン・アラマバード – 55 ポイント
3.  インゲ・ファンデルヘイデン – 37 ポイント
4. レオニー・ベントフェルト – 37 ポイント
5. ゾーイ・バクステッド – 34 ポイント

 

男子ランキング

1. ラース・ファンデルハール– 61 ポイント
2. エリ・イーゼルビット– 60 ポイント
3. ティボー・ネイス– 59 ポイント
4. ヨリス・ニューウェンハイス– 42 ポイント
5. ニルス・ファンデプッテ– 40 ポイント

今回は、男子はティボー・ネイスがおらず、女子もフェム・ファンエンペルがいない。オープンな戦いとなりそう。

 

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第3戦デンデルモンデ

コースマップ photo uci

 

コースには60mの長い橋、30段の長い階段、砂場もある。2021年はドロドロのコースでマチュー・ファンデルプールは、ワールドカップのコースにあたいしないとまで言っていた。

さて、今回はどうだろうか。

 

女子エリート

手前は、ようやく出場のルシンダ・ブラント。9月初めにロードレースで転倒し、肩を負傷し手術を受けている。

 

女子のスタート。

 

スタートはインゲ・ファンデルヘイデンが速い。

 

2番手にルシンダ・ブラント。

 

階段前で、ルシンダ・ブラントか先頭に。

 

だが、カメラが後ろを映している時に、セイリン・アラマバードが先頭に立った。

 

あまりにも路面が重すぎて、洗濯板をルシンダ・ブラントでさえ、越えられない。

 

すでに3番手が見えない。

 

残り5周

3位以下は、すでに34秒も離れている。

 

ルシンダ・ブラントは34秒離された。3位はゾーイ・バクステッド。

 

残り4周

セイリン・アラマバードは、ルシンダ・ブラントを43秒引き離して通過。

 

こちらは3位のゾーイ・バクステッド。下はドロドロ。

 

残り3周

3位のゾーイ・バクステッドは、1分16秒差で通過。

 

セイリン・アラマバードのトップは間違いない。昨日のようにペースを落とすかも。

 

残り2周

各選手のタイム差が開いているので、順位は変わりそうもない。

 

ピット付近は、みんな担ぎ。

 

残り1周

3位のゾーイ・バクステッドは、1分34秒差で通過。4位は見えない。

 

ルシンダ・ブラントもペースは落ちていない。3位のゾーイ・バクステッドを引き離し続けている。

 

セイリン・アラマバードが貫禄の勝利。昨日のスーパープレスティジュ第3戦ニールに続いての連勝。フェム・ファンエンペルを抜いて95ポイントでワールドカップリーダーに。

 

カムバックしたルシンダ・ブラントが2位を獲得。

 

3位のゾーイ・バクステッド。

 

リザルト

セイリン・アラマバードのコメント

本当に2年以上ぶりです。とてもいい気分だよ。また2連勝できて気分がいい。予想以上にうまくいった。もちろん、気持ちよくサイクリングできるのはいいことだ。自分のペースで走らなければならないことは事前に分かっていた。ルシンダ・ブラントはアウェイで速かったけど、私は自分をクレイジーにさせなかった。

マテリアル・ポストで逃げ切りましたね。

“走る “ことが、あそこではベストなオプションになった。あそこで自分のプレーをしたんだ。その後、ルシンダは踏ん張ったけど、彼女は降りなければならなかった。

もちろん、この2年間は大変だった。昨シーズンは変わりやすかった。またクロスカントリーを楽しんでいることに気づいたのは、そのときだけだった。大切なのはハードワークを続けることで、それが結局は報われるの。

 

2位のルシンダ・ブラントのコメント

レース中盤は2位のことしか考えていなかったけれどね。スタートは超良かったけど、かなり自分にぶつかってしまった。

その後はリズムをつかむのが難しかった。序盤は一瞬、”おいおい、このままじわじわ死んでいくのかな “と思った。でも、その後はいいペースを保つことができた。スタート後は、トリッキーなセクションのために気楽に走った。

復帰戦で2位になりましたね。

本当に超タフなレースだった。スタートは良かったけど、ちょっと良すぎたね。その後しばらくは息が上がってしまったけど、それもレース復帰の最初のうちだからね。でもなんとか持ちこたえたよ。

 

3位のゾーイ・バクステッドのコメント

偵察の後は、軽い風邪をひいていたので、スタートするかどうかさえわからかなった。マリオン・ノルベルト・リベロルとの3位争いはエキサイティングだった。この結果にはとても満足している。

 

Rnk Rider Team Time
1
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Alpecin – Deceuninck 0:55:45
2
 BRAND Lucinda
Baloise Trek Lions 0:37
3
 BACKSTEDT Zoe
Canyon//SRAM Racing 1:35
4
 NORBERT RIBEROLLE Marion
Crelan – Corendon 2:01
5
 BAKKER Manon
Crelan – Corendon 2:11
6
 ZEMANOVÁ Kristýna
Brilon Racing Team MB 2:22
7
 VAN ALPHEN Aniek
Cyclocross Reds 2:27
8
 VERDONSCHOT Laura
De Ceuster – Bonache 2:43
9
 CANT Sanne
Crelan – Corendon 2:47
10
 FRANCK Alicia
De Ceuster – Bonache 2:57
11
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Bingoal 3:33
12
 VAN DER HEIJDEN Inge
Crelan – Corendon 3:47
13
 ROCHETTE Maghalie
  3:58
14
 WORST Annemarie
Cyclocross Reds 4:26
15
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Bingoal 4:43
16
 CLAUZEL Hélène
AS Bike Racing 5:11
17
 BARONI Francesca
Hubo – Remotive 6:33
18
 BROUWERS Julie
Circus – Reuz – Technord 7:13
19
 PEETERS Jinse
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT
20
 DOBBELAERE Jana
Duolar-Chevalmeire Cycling Team
21
 CRABBÉ Kiona
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT
22
 DE SCHEPPER Lore
AG Insurance-NXTG U19
23
 NOMDEN Isa
 
24
 KRAHL Judith
Heizomat Radteam p/b Kloster Kitchen
25
 SHIELDS Emily
 
26
 VAN SINAEY Xaydée
Crelan – Corendon
27
 OFFEREIN Iris
Deschacht – Hens – Maes
28
 VANÍČKOVÁ Tereza
Brilon Racing Team MB
29
 JEŘÁBKOVÁ Barbora
Brilon Racing Team MB
30
 HURTELOUP Adèle
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT

 

 

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男子エリート

男子エリート。マイケル・ファントーレンハウトは、胃の調子が悪くDNS。手前は、ピム・ロンハール。

 

さあ、スタート。

 

すぐにトーン・ファンデンボッシュとエリ・イーゼルビットが先頭に。

 

ライアン・カンプが先頭に。

 

ライアン・カンプ、トーン・ファンデンボッシュと続く。

 

バイク交換しない、トーン・ファンデンボッシュが先頭に。

 

トーン・ファンデンボッシュがリードを奪う。2番手、ライアン・カンプ、エリ・イーゼルビットと続く。

 

残り7周

トーン・ファンデンボッシュが先頭通過。

 

トーン・ファンデンボッシュが先頭で、少し抜け出している。

 

トーン・ファンデンボッシュがわずかにリード。

 

残り6周

トーン・ファンデンボッシュ、ローレンス・スウィークが少し抜け出して通過。

 

ピム・ロンハールがバイク交換しなかったので、追いついてきた。

 

昨日のスーパープレスティジュで肩を脱臼したラース・ファンデルハールは5番手に上がっている。

 

トーン・ファンデンボッシュが9秒のリードを奪う。

 

残り5周

4位通過のエリ・イーゼルビットは、18秒も離されている。

 

先頭のトーン・ファンデンボッシュに、ピム・ロンハールとローレンス・スウィークがジョイン。3人がパックとなっている。

 

ピム・ロンハールが直線で先頭に立つ。

 

ピム・ロンハールが先頭のパックから抜け出した。

 

残り4周

ラース・ファンデルハールが、ローレンス・スウィークとトーン・ファンデンボッシュに追いついた。

 

ラース・ファンデルハールが2番手に上がる。

 

残り3周

ピム・ロンハールは後続を30秒突き放して通過。これは行ったか?

 

ピム・ロンハールの後ろにライダーが見えてこない。

 

2位グループからトーン・ファンデンボッシュが落ちている。2位にローレンス・スウィーク、3位にラース・ファンデルハール。

 

残り1周

ペースをあげながら最後の周回にピム・ロンハールが入る。

 

ローレンス・スウィークとラース・ファンデルハールの2位争いが熾烈だ。

 

ラース・ファンデルハールがアタックをかけている。

 

ピム・ロンハールの勝利は間違いない。

 

3位のローレンス・スウィークにエリ・イーゼルビットがせまる。

 

ピム・ロンハールが、最後は独走で勝利。これがメジャーレースでの初勝利。そして、ワールドカップでも初優勝となった。22歳のオランダ人だ。

 

2位は、パックから抜け出したラース・ファンデルハールが入った。Baloise Trek Lionsがワンツーフニッシュとなった。ラース・ファンデルハールは、ワールドカップリーダーの座を譲らない。

 

ローレンス・スウィークは3位に。

 

リザルト

ピム・ロンハールのコメント

この勝利には大きな意味がある。特にコッペンベルクの後では、5分でゴールした。チームリーダーのエリック・ブレイズは、今日は最初の3〜4周で我慢しなければならないと言った。それが功を奏した。

私とラースの間には何の問題もない。欧州選手権の後は、一緒にハンバーガーを食べたり、ビールを飲んだりした。今でも良い友達だ。

 

2位のラース・ファンデルハールのコメント

ピムは最高のタイミングで行った。自分には少し余裕があったので、追走でレースをコントロールすることができた。

肩は問題なかったのですか?

昨日はいい脚だった。今日は肩も回復した。これは僕にとって小さな勝利のように感じる。走ったり、つまずいたりすることが多いコースで、これだけうまく走れたのだから。

チームメイト、ロンハールとの関係については?

ピムと僕はスーパーフレンドなんだ。ただ、ヨーロッパ選手権のときに行き違いがあったんだ。ハンバーガーを食べながらそれを表現したんだ。

 

3位のローレンス・スウィークのコメント

長い間、優勝争いをしていたけれど、最後はもう脚が持たなかった。8周目には表彰台に上がれなかったかもしれないからね。

スタートから、チームメイトのトーン・ファンデンボッシュとうまくいっていた。しかし、ピムにはもうひとつ重大なギアがあった。私たち2人が一瞬苦戦した瞬間に彼は行ってしまった。

その後、少し挽回して3位をキープできてよかった。ピムは昨日乗れなかったし、今日もそうだったと思う。

僕はそう遠くないよ。改善の余地は確かにあるが、現時点でも悪くない。まだ競争が必要だ。私は9月にスタートすることに慣れているが、今シーズンは少し遅れてスタートした。ここ数週間はふくらはぎの痛みであまり走れなかったし、今日はこのようなクロスになった……でも文句は言えない。

 

Rnk Rider Team Time
1
 RONHAAR Pim
Baloise Trek Lions 0:56:04
2
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Trek Lions 0:16
3
 SWEECK Laurens
Crelan – Corendon 0:27
4
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Bingoal 0:33
5
 KUYPERS Gerben
Circus – Reuz – Technord 0:40
6
 KUHN Kevin
Circus – Reuz – Technord 0:42
7
 ADAMS Jens
Athletes for Hope 0:45
8
 WYSEURE Joran
Crelan – Corendon 0:48
9
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 0:54
10
 KAMP Ryan
Pauwels Sauzen – Bingoal 0:56
11
 MASON Cameron
Cyclocross Reds 1:00
12
 VERSTRYNGE Emiel
Crelan – Corendon 1:10
13
 NIEUWENHUIS Joris
Baloise Trek Lions 1:33
14
 VAN KESSEL Corné
Deschacht – Hens – Maes 1:49
15
 MEEUSSEN Witse
Crelan – Corendon 1:52
16
 ORTS Felipe
Burgos-BH 1:54
17
 BOROŠ Michael
Elkov – Kasper 1:58
18
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin – Deceuninck 2:21
19
 MENUT David
AS Bike Racing 2:30
20
 LOOCKX Lander
TDT-Unibet Cycling Team 2:33
21
 VAN DE PUTTE Victor
Deschacht – Hens – Maes 3:14
22
 MEIN Thomas
Hope Factory Racing 3:34
23
 MEISEN Marcel
  3:49
24
 FUNSTON Scott
  3:55
25
 LAURYSSEN Yorben
Pauwels Sauzen – Bingoal 3:57
26
 HUYBS Ward
Baloise Trek Lions 4:27
27
 HENDRIKX Mees
Crelan – Corendon 4:28
28
 HAVERDINGS David
Baloise Trek Lions 4:29
29
 GODRIE Stan
  5:04
30
 PHILIBERT Aurélien
  5:24

コメント

  1. 毎日読者K より:

    前日に肩脱臼してよく走れますね、しかもチームメイトとのワンツーで2着という好成績だなんて(゜ロ゜)

    よくわかりませんけどコメント見た感じだと確執がウワサになってたんですかね?
    本人達は仲良くハンバーガー食べて和解してるみたいですけど。

    3強の一角が、ワウトプールスになってますよ。笑

    • ちゃん より:

      ヨーロッパ選手権で、国別となっていながらも同一チームでのアシストがなかったことで少し気にしていたような。
      ただ、同じチームですからね。3強にワウト・プールスが入ってくると面白いかも。中々気づかないので、助かります<(_ _)>

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