2024 ツール・ド・ハンガリー第4ステージ　登りスプリントを制したのは?

第3ステージのクイーンステージでは、エマヌエル・ブッフマンのアタックを残り50mを切ってティボー・ネイスが抜き去った。

最後は山岳のゴールのスピードとは思えないほどの加速をみせてくれた。リードはわずか4秒なので、Lidl – Trekはティボー・ネイスのリーダージャージを守り切らないといけない。

 

第4ステージ  ブダペスト～エチェク  206.4km 

 

ハンガリーの首都ブダペストからスタート。短い登りを4回上がるコース。スプリンターにも難しく、クライマーには距離が少ない。

最後はパンチャーの戦いとなりそうだ。

 

1. 3級山岳　Etyek (1.3 km・5%)
2. スプリントポイント　Martonvásár
3. 3級山岳　Etyek (1.3 km・5%)
4. スプリントポイント　Bicske
5. 3級山岳　Etyek (1.3 km・5%)
6. スプリントポイント　Bicske

 

スタート

ティボー・ネイスはリーダージャージを死守するステージとなる。

 

ニュートラルスタート。

 

UAE Team Emiratesのマルク・ヒルシは、ステージ優勝が取れるか。

 

オフィシャルスタート。

 

すぐに攻撃が始まる。

 

 INEOS Grenadiersのサルヴァトーレ・プッチョがアタック。

 

アタック合戦が続くがどれも決まらない。

 

 INEOS Grenadiersのサルヴァトーレ・プッチョがまたも攻撃。

 

二人で抜け出したと思ったけれど決まらず。

 

延々とアタック合戦が続いている。

 

ようやく抜け出したか。

 

6人の逃げ

ようやく逃げができている。

1. サルヴァトーレ・プッチョ　 INEOS Grenadiers
2. ドゥシャン・ラヨヴィッチ　Bahrain Victorious
3. ニクラス・メルケル　Team dsm-firmenich PostNL
4. ケース・ボル　Astana Qazaqstan Team
5. ディエゴ・パブロ・セビージャ　Team Polti Kometa
6. マッテオ・モスケッティ　Tudor Pro Cycling Team
7. Sergio Meris(Team MBH Bank Colpack Ballan)

 

サガンは集団復帰中。

 

3級山岳　Etyek (1.3 km・5%)

先頭がゴールエリアに。

 

残り2周だ。

1. ニクラス・メルケル　Team dsm-firmenich PostNL　5ポイント
2. ドゥシャン・ラヨヴィッチ　Bahrain Victorious　3ポイント
3. Sergio Meris(Team MBH Bank Colpack Ballan)　1ポイント

 

Lidl – Trekは、残り74.7kmで1分35秒差と抑えている。

 

集団先頭にTDT – Unibet Cycling Teamが陣取る。これはLidl – Trekにとっては大助かりだ。

 

普段はアシスト作業しかしないサルヴァトーレ・プッチョが逃げに乗るのも珍しい。

 

残り40.6km。サガンも集団の先頭交代に入っている。

 

3級山岳　Etyek (1.3 km・5%)

登りはそれほどきつい勾配ではない。

 

先頭はゴールエリアに。

 

先頭は残り1周に。

1. ディエゴ・パブロ・セビージャ　Team Polti Kometa　5ポイント
2. サルヴァトーレ・プッチョ　 INEOS Grenadiers　3ポイント
3. ドゥシャン・ラヨヴィッチ　Bahrain Victorious　1ポイント

 

集団は大集団のままだ。

 

Astana Qazaqstan Teamは、何故ケース・ボルを逃げに送ったのだろうか。

 

残り19.7kmで42秒差に。

 

残り9.5km。集団が後ろに見えてくる。

 

残り6kmで18秒差に。

 

何故か、一人道路下に落ちていた。

 

残り3.5km。12秒差。

 

残り2.2kmで集団が後ろに。

 

残り2kmで逃げは消滅。

 

Bahrain Victoriousのドゥシャン・ラヨヴィッチは、そのまま先頭を引き続ける。

 

UAE Team Emiratesが先頭に。

 

Lidl – Trekのアシストも上がってくる。

 

ティボー・ネイスをセットアップ。

 

先頭はLidl – Trekのマティアス・ヴァチェク。

 

マティアス・ヴァチェクの後ろはティボー・ネイス。

 

ティボー・ネイスは後ろを確認している。

 

UAE Team Emiratesは、マルク・ヒルシで狙うのか。

 

マティアス・ヴァチェクのリードアウトからティボー・ネイスが発射。

 

ティボー・ネイスが速い。後ろはUAE Team Emiratesのマルク・ヒルシだ。

 

二人の一騎打ちだが、マルク・ヒルシはまくれるか。

 

ゴールは登っている。

 

ティボー・ネイスが前でもがく。

 

ティボー・ネイスがゴール手前で勝利を確信。

 

ティボー・ネイスが見事にステージ2連勝を飾ってみせた。ボーナスタイム10秒を獲得し、総合2位のディエゴ・ウリッシに14秒差をつけた。総合優勝が見えてきた瞬間だ。

 

ティボー・ネイスはゴール後にしばらく寝転んでいた。それだけ追い込んだということだ。

 

リザルト

ティボー・ネイスのコメント

こんな感覚を脚で味わったことがあっただろうか。ラスト150mで完全に死んだ。振り返るとマルク・ヒルシが来ていた。一瞬、彼が来るんじゃないかと思った。彼も同じ気持ちだったようで、幸いなことに最後まで同じペースを保った。

ハンガリーで2度目のステージ優勝。今日はリーダージャージで勝利しましたね。

チームのみんなには本当に感謝している。自信を与えてくれたし、完璧に送り出してくれた。僕はこの勝利のほんの一部に過ぎないんだ。

最後の登りで、マルク・ヒルシとの間に少し緊張が走った。ハイペースがあなたの爆発的な走りを妨げましたか?

登り始めはかなり速かった。みんな限界だった。完璧なシナリオでは、私はスプリントでもう少し爆発的だった。スピードが速かったから、これ以上加速できなかった。ゴールまでがとても長かった。

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞