10月20日から開幕するブエルタ・ア・エスパーニャ。
スペインのマドリードではかなり厳しいコロナ対策が行われており、ブエルタも最後までステージが続くのかは不透明。
イネオス グレナディアーズでの最後のレースとなるクリス・フルームは、あくまでカラパスのアシストをすると答えている。
だが、最初の3ステージで自分のコンデションと状態はわかると言う。状態が良い場合はどう動く?
厳しいブエルタのスタート
“I don’t feel like I’m anywhere close to finished” 💪@chrisfroome says he feels he’s been given a second chance after a horrific crash last year.
He’s racing in the #Vuelta which starts tomorrow. His final race for @INEOSGrenadiers 🚴♂️#5LiveBreakfast
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— BBC Radio 5 Live (@bbc5live) October 19, 2020
フルームは、彼の野心を完全に脇においている訳ではない。あくまでカラパスよりも調子がよいと判断出来れば自分がリーダーになるチャンスもあると思っているのだろう。
チームでは、毎日ミーティングが開かれる。当然、レースでの戦術、展開に加えて誰を勝たせるのか話す機会もある。
ブエルタの最初の3ステージはとても厳しい。かなり速い段階から総合上位勢の姿が見えてきそうなコースレイアウトだ。
フルームは月曜日のインタビューで以下のように答えている。
私個人としては、最初の数日で自分がどこにいるのかを確認する。
最近はステージレースをあまり行っていないので、今どこにいるのかわからない。トレーニングのサインはどんどん良くなっていて、再び元の自分のように感じている。それは素晴らしいことだ。
最初の数ステージが終わったら、残りのレースについてより明確な計画を立てることができ、その時点でどのような仕事を遂行できるかを知ることができる。
昨年の怪我からの時間と今シーズン初めのコロナでの休暇を考えると、レースが不足している。
レーススピードを本当に逃し、プロトンにいてホイールにとどまることができなかった。
それは私が思っていたよりもはるかに多くのことを私から奪っている。このプロセスの大部分は、スピードを取り戻し、そのレースリズムに慣れ、トップエンドに戻ることだ。
最近、そのギャップを埋めた。このレースの厳しい場面に入るとき、私がどれだけ離れているかを見るのは興味深いでしょう。
かなり、フルームは自信を深めているようだ。
どれくらいコンデションが上がっているのか、最初の3ステージにすぐにわかるだろう。ここで、上位陣と同じグループでゴール出来ていればチーム内のボジションも変わる可能性はある。
クリス・フルームが2017年ブエルタに勝利してから、すでに3年がたっている。最後のグランツールは2年前のツール・ド・フランスだ。
フルームの力が戻ってきているのかどうか、じっくりとフルームの走りを見ておこう。
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