ロードバイクの情報を発信しています!

タデイ・ポガチャルは本当に落とせないのか? ゲラント・トーマスが陽気な反論

海外情報
Image by rony michaud from Pixabay
この記事は約3分で読めます。

タデイ・ポガチャルは、今シーズン出場するレースのほとんどで圧倒的な走りを披露した。

ヨナス・ヴィンゲゴーでも、調子が悪ければ全く歯が立たないほどにツール・ド・フランスでも差がついてしまった。

誰もタデイ・ポガチャルをドロップできないという声が、ファンや評論家の間で定着しつつある。

しかし、この広がる「ポガチャルはドロップ不可能説」に対し、2018 ツール・ド・フランス覇者であるゲラント・トーマスが、彼らしいユーモアで陽気な反論を披露した。

 

スポンサーリンク

一度だけドロップしたんだ

 

ゲラント・トーマスは、自身のポッドキャスト『Watts Occurring』で、長年の相棒であるルーク・ロウとともに、「タデイ・ポガチャル・ドロップ不可能説」について語っている。

 

一度だけ、俺は彼をドロップしたんだよ。2022年のグラノン峠だ。ヨナス・ヴィンゲゴーがステージ優勝した時だ

 

確かに、ヨナス・ヴィンゲゴーがアタックした時に、タデイ・ポガチャルの後ろについていたゲラント・トーマスが加速。タデイ・ポガチャルはついてこれなかった。

この自虐的でありながら、ちょっとしたプライドが滲むジョークに、ルーク・ロウも大笑い。

すぐに「これはトーマスのInstagramのプロフィールに書くべきだ」とからかい、トーマスも「ツール・ウィナーのすぐ下にね」と切り返している。

トーマス自身も、

「彼がやっていることは本当に信じられない、驚異的だ。私たちは今、偉大さを目の当たりにしている。間違いなく、彼のキャリアが終わる頃には、史上最高の選手になっているだろう。

彼がやっていることは本当にクレイジーなんだ。敬意を払う必要がある。」

そしてルーク・ロウも、ポガチャル選手の走りを「彼を見ている時、ただ受け止めればいい。これは我々の世代のメッシ、タイガー・ウッズ、マイケル・ジョーダン・モーメントなんだ。」と表現している。

 

タデイ・ポガチャルがドロップされたのは、2025 ツール・ド・フランスの最終日にもあった。タデイ・ポガチャルが強烈に引いていた時に、背後からワウト・ファンアールトがアタック。この時にはタデイ・ポガチャルもドロップしてしまった。

それほど、タデイ・ポガチャルがドロップすることは少ないのだ。

ただ、今年のツール・ド・フランスではタデイ・ポガチャルでも膝を痛めており、リタイヤの可能性もあったことも覚えておかないといけない。彼も人間なのだ。

コメント

  1. よかあし より:

    キガリのTTでレムコにやられた時も、2023年ツール2回目のTTでビンゲゴーにやられた時と同じ表情をしていたと思います。

タイトルとURLをコピーしました