Bromptonの2024年度の収支は自転車一台分しかないほど悪化。
今度は、BromptonのCEOが、もし財務大臣が中国製自転車への関税撤廃を選択した場合、会社は生き残れないかもしれないと警告している。
会社の存続問題に
Brompton CEO warns chancellor removing tariffs on Chinese bikes could “kill” folding bicycle brand | https://t.co/i2fAuoeAJT https://t.co/7uGv9R9M2i
— Richard Phillips (@tweeterboy) January 14, 2025
英国はEU離脱後に引き継いだ中国製自転車や部品を含む見直しの一環として、中国製自転車への関税撤廃を検討していると報道が出た。
これをうけてBromptonのCEOであるウィル・バトラー＝アダムスは以下ようにコメント。
「政府が自転車産業への具体的な支援をバックアップしてくれる必要はない。 ただ、政府に殺されたくないだけなんだ。 パンデミック以来、私たちは自転車の値段が40％も下がるのを目の当たりにしてきた。
人々は破綻しているんだ。バイクを安く売れば赤字になり、業界を維持することはできない。
ヨーロッパの他の国々では、関税が残っていることは知っている。 私たちが求めているのは、公平な競争条件なんだ。」
中国からの自転車に関税がなくなると、低価格な製品が出回り値段では太刀打ちできなくなる。さらに安価で粗悪なバッテリーの問題もあり事故にもつながりかねない。
安全の保たれない自転車では、壊れたら人の生死にかかわることもある。
ただ、中国からの関税に対して英国政府は、まだ何も決まっていないと述べている。
もし仮に、中国からの関税撤廃となれば痛手というよりも、本当に事業倒産ともなりかねない。Bromptonにとっても、英国の他の自転車ブランドにとっても死活問題となる。
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