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2021世界選手権ミックスリレーで英国のダン・ビンガムがUCIに挑戦! 合法となるか?

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Photo by Cristobal Baeza on Unsplash
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東京オリンピックでは、デンマークがひざ下にキネシオロジーテープを貼って空気抵抗を抑える役目を果たしていた。

今回の2021世界選手権ミックスリレーでは英国のダン・ビンガムが面白い試みをしている。

スキンスーツの前面に何かを詰め込んで、大きく膨らませている。これは空気の流れを良くしていると考えられている。

これもUCIから禁止を受けるかもしれないが果たしてどうなるだろう。

 

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空気抵抗に関係

 

先頭を走っているのが、ダン・ビンガム。男子エリートでは16位に入っている。

ダン・ビンガムは胸に何かを詰め込んで膨らませていた。大きなパット入りのポケットにラジオを詰め込んでいたようだ。

 

 

タイムトライヤルのスキンスーツの前面にラジオを置くことは、トップレベルのタイムトライヤルでは珍しいことではない。

ベルギーチームのBioRacrスキンスーツには、胸にポケットが組み込まれている。

 

レース後に、ダン・ビンガムは、それがラジオであることを告白し、メリットについて説明している。

それは安全面で導かれた。ラジオを背負ってクラッシュすると、ケガをする確率が高くなる。また、空力的にもあまり良くない。

ラジオには、さまざまな形とサイズがある。古いトランシーバーは大きいけど、それをレースラジオとして使った。心拍計ストラップの上に置くと、さらに突き出る。

 

英国の戦術が合法的になるのかは確認されていない。

ダン・ビンガムはエアロを専門としたブランドWatt Shopのチーフコンサルタントであり、デンマークのトラックチーム、Jumbo-VismaとCanyon-SRAM WorldTourチームの空力コンサルティング業務も請け負っている。

エアロの専門家だ。ロードではRibble Weldtite Pro Cyclingで乗っており27cmのハンドルで走って良く逃げに乗っている。

英国チームは今回55秒遅れの5位。メダルには届いていないが、面白い試みを見せてくれた。

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