多分、今年最後のシクロクロスライブ中継だったでしょう。
昨晩のBredene Ethias Cross 2019ですが、今回はC2レースだったので強豪ライダーは走っていない。
珍しく、マチュー・ファンデルプールがクラッシュしたけれどもケガはなく圧勝だった。
レース後のインタビューで昨年ほど大きく後続を引き離して勝てない理由を答えている。
Bredene Ethias Cross 2019
スタートでは、元世界チャンピオンのゼネク・スティバル(Deceuninck – Quick Step)の姿も見えており、1周目は6番手あたりを走っていた。
1周目にコース脇の木柵フェンスに突っ込んでしまうが、巻き返して9位でフニッシュしている。
今回は、2位となったティム・メリエ(Tim Merlier)が結構頑張ってマチュー・ファンデルプールとせってくれた。だが、それも4周目辺りまで。
先頭をマチュー・ファンデルプールに取られてから徐々に引き離されていった感じだ。
今回のライブでは、マチュー・ファンデルプールのスタッフが彼のバイクを洗車している場面も映してくれ、中々興味深かった。
マチュー・ファンデルプールのインタビュー
今シーズン、マチュー・ファンデルプールが後ろを大きく引き離して勝利することがあまりない。
そのことについてインタビューで答えている。
今シーズン、大きなリードで頻繁に勝つことはありません…
そうだね。ただ、ほんの一瞬で逃げだすようにしている。そして、できるだけ経済的に走るようにしている。
小さなリードを守ることが多くなった。この走りは昨年の冬よりも上手くなっていると思う。
去年は、もっと多くのリードをしていたと思うけど、今は有利なスタートを守る必要があることに気付いた。それに今は、確かにさらに10秒のリードを奪うことができていないね。
ファンは心配しています、マシュー。ワールドカップに向けて大丈夫?
私もそう思う。それについて、すでにチームとコーチで議論されている。
主にトレーニングに関係しているんだ。昨シーズンはインターバルでたくさんのトレーニングをしたが、今シーズンはほとんどやってない。
私たちはここ数ヶ月、さらに春の広いベースを築く必要がある。
ワウト・ファンアールトの復帰についてどう思う?
私はワウトの力を認めている。彼はとても速いペースで1時間走れると感じているが、足から強力なパワーを出すのはもう少しかかるかな。
マチュー・ファンデルプールの今シーズンの走りで、大きなリードが得られないのはインターバル不足によるものだったとは。
まあ、ロード、マウンテンバイク、シクロと2週間程度の休みだけでレースに出っぱなしなので計画的に練習出来る期間はないでしょうね。
マチュー・ファンデルプールの2020シクロスケジュール
こちらのシューズはマチュー・ファンデルプールが履いていたシューズ。汚すのが勿体ないですね。
1月4日のシクロクロスガレゲムにはワウト・ファンアールトも出場するので楽しみだ。
こちらはフル動画
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