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2021ブエルタ第6ステージでイネオス勢がプリモッシュ・ログリッチから遅れた理由をベルナルが明かす

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Photo by Hennie Stander on Unsplash
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ブエルタ第6ステージは、EF Education-Nippoのマグナスコルト・ニールセンがギリギリでプリモッシュ・ログリッチに追いつかれずに逃げ切り勝利をあげた。

プリモッシュ・ログリッチは同タイムでフニッシュしてマイヨ・ロホに返り咲き。

だが、対抗すべきイネオス勢は全員がログリッチから遅れた。まあ、総合勢全てがログリッチに対して遅れた訳だけど。

  • エガン・ベルナル 8秒遅れ
  • アダム・イェーツ 25秒遅れ
  • リチャル・カラパス 27秒遅れ

これに、ついてエガン・ベルナルが遅れた理由についてゴール後に話しているので聞いてみよう。

 

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トレインの引きのペース

Tiz-cycling ストリーミングより

 

最後の3級山岳  アルト・デ・ラ・モンターニャ・デ・クリェラへの登りでは、位置取り争いからイネオスが主導権を握る。

登り始めでは、ジョナタン・ナルバエスがリチャル・カラパスとエガン・ベルナルを後ろについて万全の体制で登り始める。

距離は1.9kmなので、途中まで引いてくれればカラパスがベルナルを引く予定だったはずだ。

 

下記動画より

 

だが、ジョナタン・ナルバエスの引きは速すぎた。上の画像を見てもわかるように、チームメイトも引きちぎっている。

 

これについてエガン・ベルナルは

良いポジションでスタートしたかったが、ヨナタンは地獄のようなペースで上がってしまった。

あまりにも激しく走っていたので、ペースを落とせと言っても聞こえてなかったようだ。彼についていくだけで精一杯だった。私が苦しんでいたとしたら、後ろはどんな感じだったのか想像もつかない。

ちょっとしたミスだったかもしれない。彼があまりにもハードに走っていたので、皆、彼についていくのが大変だったんだ。

短いステージだったが、その代償は大きかったですね。でも、それが現実なのだから、結果には満足している。

まあ、映像を見ていてもジョナタン・ナルバエスはチームメイトもぶっちぎってますからね。ペースを作るというよりは、アタックのようになっている。

確かに、集団を粉砕する必要はあるけど、一気にではなくてジワジワと行ってほしかったということでしょう。

 

100%のベストではない

 

さらに、ベルナルはジロの後でコロナにかかったことにより100%でブエルタに来れた訳ではないことも告白している。

ジロとブエルタの間で、レースが少なったのもコロナのせいだ。

爆発的なフィニッシュでは、100%の状態であっても難しい。それなのにベストでないのでは更に難しくなる。

ベルナルがブエルタの最中で100%に戻れるのかはわからない。それでも、後半の山岳ではログリッチと戦えることを期待しておかずにはいられない。

 

こちらを見ると各ライダーの位置が良くわかる。

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