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バウケ・モレマはフルームがツール・ド・フランスに勝てるレベルでないと明言

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photo Bauke Mollema instagram
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ツール・ド・レンはJumbo-Vismaの圧勝に終わったと言っても良いだろう。

あくまでチーム全体として見た場合の話だけど。仮にJumbo-Vismaのエースをプリモシュ・ログリッチだと仮定した場合、アシストは完璧な状態で揃っている。

特に、最終ステージで見せたトム・デュムランの走りは圧巻だった。好調なジョージ・ベネットにステフェン・クライスヴァイクも調子が良い。

それに対してイネオスはどうだったか?

特に最終ステージでフルームが見せたアシストについてバウケ・モレマ(Trek – Segafredo)がインタビューに答えている。

 

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フルームはツールのお気に入りではない

photo Trek-Segafredo twitter

バウケ・モレマは、ツール・ド・レンの最終ステージを見て、クリス・フルームを今年のツール・ド・フランスの候補者には入れないと語った。

モレマは、第2ステージのジュラ山脈でも、Jumbo-Vismaの猛烈なペースによりフルームや他の多くのビッグネームは脱落したことも考慮にいれている。

オランダの放送局NOSの取材に応じたモレマは、ツール・ド・フランスの有力選手が何人か離れているのを見て励みになったと述べ、デュムランとトーマスを挙げた。

記者がフルームの名前を加えると、彼は気まずそうに微笑んだ。

実際にはもうフルームをカウントしていない。彼はツールを勝てるというレベルではないことがわかると思うよ。

と明言している。

実際にフルームが引いた時には誰も千切れていない。それだけ後ろにいるライダーもきつくなかった訳だ。トム・デュムランは後ろで、今にも抜きそうになっていたし。

 

下を向くことの多いフルーム photo tourdelain twitter

フルームは、昨年6月のキャリアを脅かすようなクラッシュを経験した後、トップフォームへの復帰を目指しているが、トップグループに12分以上の差をつけられ、日曜日の最終ステージでは総合41位に位置している。

先週、フルームは総合優勝したベルナルの下で働いた後、ルート・ドクタシーで37位に終わった。

だが、フルームのレベルが達していないのか、どうかは クリテリウム・デュ・ドーフィネでわかるだろう。

 

モレマ自身は

こちらはツール・ド・レン第2ステージのラスト1キロから。

一方、モレマは第2ステージのフィニッシュでイライラしていた。

彼はラインに向かって力強いスプリントを始めたかに見えたが、右クリートが折れてしまい、後続にも抜かれ11位でゴールしている。

 

残り200メートルのところで後ろから完璧に来て、ペダルを踏み外してしまった。クリップインしようとしたが、またペダルが外れてしまった。せめて表彰台に上がれると思っていただけに、結果が出なくて残念だ。

 

それでも、モレマはエリート集団にマッチしたことで、ツール・ド・フランスに向けて軌道に乗っていることを証明し、フルームと一緒にゴールしたリッチー・ポートと並んでツールをリードすることになる。

 

最高の6人のクライマーたちと一緒にいられて幸せだった。このグループにはツールの人気者しかいなかった。

本当にタフなレースだった。気温は35度まで上がり、過酷だったが良いテストになった。ツールまであと数週間しかない。このレースと クリテリウム・デュ・ドーフィネは、フルスロットルで自分を試す唯一の機会だ。

ツールではリッチー・ポートがアシストに回るだろう。ポートはシーズン終了後にはイネオスに移籍との話もあり、多分エースはモレマとなる。

 

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