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スキー選手からプロとなったアントン・パルツアーはブエルタに続いてジロ・デ・イタリアのデビューを夢みる

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Image credit: Anton Palzer/instagram
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ロードプロで翼を授けるレッドブルのヘルメットをかぶっているのは、Jumbo-Vismaのワウト・ファンアールトとBORA-hansgroheのアントン・パルツアーの二人だけだろう。

INEOS Grenadiersのトム・ピドコックはシクロクロスでかぶっているけど、ロードではチームのヘルメットだ。

プロ2年目のアントン・パルツアーは、来シーズンのジロ・デ・イタリアでのデビューを夢みている。

 

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2023ジロ・デ・イタリアに出場出来るのか?

 

アントン・パルツアーは、2021年にスキー選手からBORA-hansgrohe入り。異色のライダーだ。ステージレースでは、集団の先頭を牽引する姿が良く見られる。レッドブルのヘルメットなのですぐにわかる。

 

ジロで走りたい。それは本当に夢なんだ。自転車競技には3つのグランツールしかなく、昨年はブエルタ・ア・エスパーニャを走ることができた。

それは、私の成長にとって非常に重要なことだった。今年はグランツールに乗らなかった。

最初はもう一度ブエルタに出ようと思っていたのだが、チームはとにかくスプリンターのサム・ベネットを中心にしたグループを送ることにした。結果的には、それが正しい選択だったんだ。

 

昨シーズンは、例えばツアー・オブ・アルプスやイタリアの秋のレースにも参加してますね。

イタリア人の友人が多く、何度も行っている。もし、ジロを走るチャンスがあれば、それはとても特別なことだ。

しかし、最終的にはチームが決めることだ。

 

BORA-hansgroheでは、ワウト・ファンアールトと同じくプライベートスポンサーとしてRedBullをヘルメットにつけているのですぐにわかりますね。それは、スキーをやっていたころの話ですが、スキー競技はやらないのですか?

私はスキー登山の章を閉じた。そこに一線を引いて、新しいことをやりたかったんだ。

今はフルタイムのサイクリストとして活動しているが、いつまでチームに残れるかは誰にもわからない。2年後には準備が整うかもしれないが、今はサイクリングにすべてを投資している。

 

2022年は、トップ10入りを果たすことができませんでしたね。

7人で乗ることが多いが、1人が結果を残せるように6人が頑張っている。慣れないことなので、なかなか難しいですね。

スキーレースでは常に大会で成功を収めており、超成功さえもしました。私はワールドカップで優勝し、いくつかのメダルを獲得した…しかし、私はサイクリングでは、まだ見習いなんだ。

多くの成功を収めていないが、それが私にとって状況を特別なものにしている。でも、必ず成功すると強く信じている。

 

アントン・パルツアーは、2023ジロ・デ・イタリアの暫定リストに入っている。果たして異色のライダーはジロに出場出来るのか。注目してみておきたい。

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