少し前に、イタリアのプロチームAndroni Giocattoli – Sidermecが平昌冬季オリンピックに出場したマルティ・ビーゴ・デル・アルコ(Marti Vigo del Arco)と契約したというニュースがあった。
彼の場合には、スキーの後にバイクレースの経験もあり、UCI公認レースではないが結果を出していた。
だが、今回のBORA-hansgroheの契約した27歳のスキープレーヤーは自転車レースの経験もないらしい。
2年契約
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BORAが契約したのは、アントン・パルツアー(Anton Palzer)27歳。通称トニと呼ばれている。
ドイツの山岳スキーの選手で、2011年スキー登山世界選手権で優勝。2019年のSkiMoワールドカップで2位。現役プレーヤーだ。
マウンテンランナーでもあり、今年6月には、ドイツのワッツマン山脈の3つの主要な山を3時間未満の記録的な速さで走っている。
アントンは4月までスキー競技を行い、それからBORAでプロバイクレーサーとしてのキャリアをスタートさせる。
BORA-hansgroheはトレーナーのHelmutDollingerを通じてアントンと接触。
アントンは、チームと4月から連絡を取っており、オーストリアの夏の合宿に参加し、すぐにチームの経営陣に感銘を与えたと言う。
夏にはルーカス・ペストルベルガーと一緒に走っている投稿もある。
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ドリンジャーコーチは次のように述べている。
V02maxなど、彼のパフォーマンス値のいくつかが並外れたものであることがすぐに明らかになった。
夏には、たくさんのバイクトレーニングしているので、彼のデータを詳細に調べた。
この変更の決定的な要因は、彼がそれを試してみたいと確信していたことだった。可能性はあるが、データがすべてではない。
2年でツールでステージ優勝するとかはチームは考えていない。けど山岳では強いライダーになるのではないかとチームは思っている。
これまで、プリモシュ・ログリッチがスキージャンパーから、マイケル・ウッズがランニングの世界から、サイクリングに来て成功している。
アントンが続くとしても、すでに27歳。結構大胆なことですね。成功すると面白いのですけど。
アントンの2018年の映像
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