アルチョム・ザハロフは、2020年シーズンもアスタナで走ることが決定した。
彼は、トラックのスペシャリストであり、カザフスタンのオリンピック代表選手を目指している。
ロードでは2017年のカザフスタンチャンピオンだが、主にチームプレーヤーとしてリーダーを助けるのがチームでの役目だ。
Andrey Zeits
Astana Pro Team extends track specialist Artyom Zakharov. 🇰🇿🇰🇿🇰🇿
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— Astana Pro Team (@AstanaTeam) November 26, 2019
アルチョム・ザハロフは、2016年5月よりアスタナに研修生として参加。2017年にカザフスタン選手権ロードレースで優勝。
2019年にはアジアサイクリングチャンピオンシップのチームタイムトライヤルのメンバーとして金メダルを獲得している。
今シーズンは、オマーンレースでアレクセイ・ルチェンコの総合優勝のためにアシスト。ツアー・オブ・ターキーではメルハウィ・クドゥスの総合3位をサポート。
アスタナの37勝をあげた活躍の裏には、力のあるアルチョム・ザハロフのようなアシストの力なしには成し遂げられていないのだ。
来シーズンの目標
アルチョム・ザハロフの来シーズンの目標は、東京オリンピックでカザフスタンを代表してトラック競技に出場すること。
ザハロフはこれから、オムニウムのランキングポイントを求めて戦うために、香港、ケンブリッジ、ブリスベンのワールドカップを転戦する予定だ。
アルチョム・ザハロフは、現在、UCI Men Elite Omniumランキングで7位となっている。
ちなみに、オムニウムのトラック競技で金メダルを狙うのはアルチョム・ザハロフだけではない。
まずは、リオデジャネイロオリンピック金メダルを獲得したエリア・ヴィヴィアーニが最有力候補だろう。
チームイネオスと契約した、イギリスの21歳Ethan Hayterもメダルを狙う。
そして、マーク・カヴェンディシュもリオデジャネイロオリンピックは銀メダルを獲得しており、東京でもメダルを狙っている。
アルチョム・ザハロフは、カザフスタンの代表となったあとは、メダルを狙うためにこれらの強力なライダーと闘わないといけない。
相当頑張らないとね!
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