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火星着陸技術をロードバイクタイヤに利用したアルミニウムタイヤが登場するかも?

機材情報
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Smart Tire Companyは、火星着陸船用に作成されたタイヤと同じ研究と設計に基づいた新しいアルミニウム合金タイヤ技術を発表した。

アルミニウムだから、金属製のタイヤということになる。形状記憶合金(SMA)タイヤ技術が使われおり、名前は、METLと呼ばれることになりそうだ。

 

photo smarttirecompany

もともとは将来の火星探査機ミッションのためにNASAによって開発およびテストされたもの。

SMAは他の材料と異なり、通常の鋼の30倍回復可能なひずみを示している。ゴムではないので長持ちするのだろうけど、どうなんでしょうねえ~。

 

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SMARTによると、この材料は、ゴムのように非常にすばやく膨張、収縮、曲げ、および曲がることが出来る。

極端な変形があっても、「分子レベルでの相転移」によって元の形状に戻ってくれる。アイアンマンのナノテクススーツみたいなものか?

素材はゴールド/シルバー/メタリックブルー仕上げで、「ゴムのように弾力性がありながらチタンのように丈夫」で、完璧な形状記憶を備えているという。

 

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METLという名前は、Martensite Elasticized Tubular Loadingの略説明は次のとおり。

マルテンサイトは非常に硬い形の鋼の結晶構造。形状記憶合金が低温でマルテンサイト形態である場合、金属は容易に任意の形状に変形することができる。

ある方法で熱処理すると、マルテンサイトはオーステナイトに戻り、材料は元の形状に戻り、超弾性特性を与える。

 

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MELTの形状変化タイヤは軽量になる可能性がある。宇宙船に使われる材料は高いので、材料は軽量である必要がある。

チューブやシーラントは必要なく、パンクすることもないという。

金属は、グッドイヤータイヤアンドラバーカンパニーと共同開発したポリウレタンと呼ばれる新しい「ゴムのような材料」でコーティングされる。

実際に、発売されるのは2022年第1四半期に販売開始することを目標にテストされている。パンクしないということは、ずっと乗り続けることが出来るのかな?

まあ、火星とかでパンクしてたら使い物にならないですもんね。ただ、表面のコーティングが剥げたら使えなくなるのかな。

重量とかの情報はないので、わからないけど価格は凄いことになりそう。

 

こちらはNASAが火星探査用に開発しているタイヤの様子。これと同じ技術を応用している。見てもよくわかんないけど。

 

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