CADEXは、ワンピース金型構造で出来たCADEXレースハンドルバーを発売。
形状は、一般的なハンドルだが驚くべきはその重量。420mm幅で160gという超軽量だ。380mmならば154gだ。
独自のワンピース成形プロセスにより、接着の必要がなくなり超軽量カーボンロードバーが製造されている。
CADEXレースハンドルバー
形状は画期的なものではなく、72mmのリーチは適度に短く、125mmのドロップは浅すぎない。
画期的なことは、420mmで160gという重量と剛性。ステアリングコントロールだ。
まず主要はハンドルとの重量比較を見てみると
軽いとされるLightweight KOMPAKTBUCELで196g。200gを切る重量のハンドルはそれほど多くはない。
これを可能にするのが、独自のワンピース金型構造だ。
通常カーボンハンドルの見た目はワンピースにみえるけど実際にはそうではない。
- トップ
- 両側のドロップ
3つのパーツからなりたっており、接合されているのが普通。この場合の欠点は、接合部周りの潜在的な屈曲、内部に残る余分な接着材料、余分なオーバーラップ材料が重量増となる。
CADEXは、上記の全てを回避し、ワンピース構造としている。
製法については、CADEXホイールのフックレスリムに見られる最先端のカーボンレイアップテクノロジーを使っているが、詳細は秘密だ。
ドロップはフレアではなく、72mmのリーチと組み合わせた楕円形で、いたって普通の形状。125mmのドロップとなっている。
CADEXレースハンドルバーの仕様
- 構造:フルカーボンバー
- クランプ径: 31.8mm
- 幅: 380mm | 400mm | 420mm | 440mm
- ドロップ: 125mm
- リーチ: 72mm
- 重量: 154g(380mm)| 157g(400mm)| 160g(420mm)| 165g(440mm)
- 価格:370ドル(約4万円)
普通のカーボンハンドルは200g台なので相当軽量なことは間違いない。
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