シュヘルデプライスで、チームメイトのジャスパー・フィリップセンと共に、横風攻撃の中先頭集団にはいったティム・メルリエ。
優勝候補の二人のスプリンターが逃げに乗ったので、どちらがスプリントするのか注目された。
だが、まさかのアレクサンダー・クリストフの逃げ切りというスプリンターステージらしからぬ結果となった。
問題はこの後だった。
終わったと
Opgepast! Tim Merlier moet over dranghekken springen om aanstormend groepje te ontwijken #Scheldeprijs pic.twitter.com/tHC0Dp5RV5
— Sporza 🚴 (@sporza_koers) April 6, 2022
ゴールして4分近くたったので、もう誰もゴールする選手はいないと思ったティム・メルリエは逆走。
実際、完走したライダーは、30人しかいないサバイバルレースだったのだから、いないと思っても正解かも。
しかし~、前からライダーが戻ってきたからビックリした訳だ。慌てて、フェンスを乗り越えている。
ティム・メルリエは、自身のツイッターでコメント
今日、レース後に起こったことについてコメントしたいと思います。
チームバスに戻るためにフィニッシュラインを通過したとき、私は止められなかったし、レースで私たちの後ろにいたのは1グループだけだったので、すべてのライダーが到着したと心から思ったのです。
誰かを危険にさらすつもりは決してありませんでした。
帰ってきたのは、ファビオ・ヤコブセンがいた第2グループだった。もう1分遅ければ、問題なかったでしょうけどね。
結局、ティム・メルリエは200ユーロ(約2万6千円)の罰金。登りなどで、スビードも遅くバラバラでゴールしている状態ならば、問題ない。
今回は、ファビオ・ヤコブセンやアルノー・デリーが、UCIポイントの獲得を目指して、まだスプリントをしており危険と判断された。
まあ、ケガがなくてよかったけれど。
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