アリソン・テトリックはCylance Pro Cyclingの元プロ女性ロードレーサー。
アリソン・テトリックはダーティ・カンザで2度の優勝を飾っており女性グラベルロードでは第一人者の一人だ。
2019年のグラベルパワーランキングでは第5位にランクインしている。アリソン・テトリックがSuperSweetwater グラベルレースで使用するSpecialized S-Works Roubaixを見てみよう。
Alison Tetrick
Photo Alison Tetrick instagram
アリソン・テトリックは8年間のプロロードで2勝。2014年には世界選手権チームタイムトライヤルで2位となっている。
2016年にロードを引退しようとしたが、チームから慰留をうける。1年間残る条件として2017年にはダーティ・カンザに出場しても良いという条件に同意した。
アリソン・テトリックはロードレースからグラベルライダーに。これはピーター・ステティーナと同じで引退ではなく移行だ。
SuperSweetwaterは、グラスホッパーシリーズの第2戦。
140kmで行われるグラベルレースは全て砂利道。レース主催者からコースはロードでもOKでグラベルバイクならば28C以上のタイヤが推奨となっている。
レースはピーター・ステティーナが優勝。
SuperSweetwaterを走るピーター・ステティーナ Brian Tucker
彼が乗ったのはCanyon Ultimate CF SLX。普通にロードバイクだ。
アリソン・テトリックが使用したのはSpecialized S-Works Roubaix。
Photo Alison Tetrick 以下同様
ハンドル部分には、Specialized独自のFuture Shockサスペンションシステムが装備されておりグラベルロードからの振動も吸収出来る。
Pavé（パヴェ）シートポストは、高い快適性と優れたエアロ性能を発揮。
現行ターマックが搭載するのと同じD型断面で、上部をしなるように設計。クランプ位置を下げることで、シートポストのしなり量を向上させている。
アリソン・テトリックはSRAMのRed Etap AXSグループセットを使用。
48/35のチェーンリングとSpeedplayペダルを使用。完全にロード仕様ですね。Quarqのクランクセットに組み込まれた統合パワーメーター。
タイヤはRoubaix 2Bliss 30/32cを使用。
グループセットは12スピードで、10-33カセット。
ワイヤレスの電子式で、油圧ディスクブレーキを使用。
S-Works Paveシートポストの上にSpecializedの3dプリントミラーサドルを使用。
ナビゲーションはLezyneのMega XL。
Alison Tetrick S-Works Roubaixフルバイク仕様
amtetrick instagram
- フレームセット：Specialized S-Works Roubaix
- フロントブレーキ：SRAM Red Etap AXS HRD
- リアブレーキ：SRAM Red Etap AXS HRD
- ブレーキ/シフトレバー：SRAM Red Etap AXS HRD
- フロントディレイラー：SRAM Red eTap AXS
- リアディレイラー：SRAM Red eTap AXS
- カセット：SRAM RED XG 1290 10-33T
- チェーン：SRAM RED 12スピード
- クランクセット：Quarq パワーメーターSRAM SRAM AXS 、48/35T
- ボトムブラケット：SRAM Red
- ホイールセット：Roval CLX32
- タイヤ：Specialized Roubaix 2Bliss 30 / 32c
- ペダル：Speedplay Zero
- バーテープ：特殊Sラップ
- ハンドルバー：Zipp Service Course SL70 Alloy
- ステム：S-Works専用フューチャーステム
- サドル：専用ミラーカーボン3Dプリント
- シートポスト：Specialized S- WorksPavé
- ボトルケージ：Lezyne CNC Machined AL
- サイクリングコンピューター：Lezyne Mega XL
コメント