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2022UAEツアー第1ステージ 今シーズン最初のワールドツアーは砂漠のファンステージとなったか?

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Photo credit: Photos particulières on Visualhunt.com
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ツアー・ダウンアンダーとグレートオーシャンロードレースがキャンセルされたため、2022年シーズンの最初のワールドツアーとなったUAEツアー。

2019年初開催で、ドバイツアーとアブダビツアーの合併として始まった。

これまでの優勝者は

  • 2021 : タデイ・ポガチャル
  • 2020  : アダム・イェーツ
  • 2019 : プリモッシュ・ログリッチ

今年最初のワールドツアーの総合優勝は誰が奪うだろう。

 

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第1ステージ マディナトザイード~マディナトザイード 184.0 km

第1ステージ photo theuaetour

 

昨年はマチュー・ファンデルプールが逃げからスプリントで勝利した。今年も砂漠の中をひたすら真っすぐ進む。

気を付けなければならないのは、ファン攻撃だろう。

 

  1. スプリントポイント Moreeb Dune
  2. スプリントポイント Liwa

 

注目されるスプリンターは

  •  UAE Team Emirates パスカル・アッカーマン
  •  Alpecin-Fenix ジャスパー・フィリップセン
  •  BORA – hansgrohe サム・ベネット
  •  Groupama – FDJ アルノー・デマール
  •  INEOS Grenadiers エリア・ヴィヴィアーニ
  •  Israel – Premier Tech ダリル・インピー
  •  Jumbo-Visma オラフ・クーイ
  •  Movistar Team マックス・カンター
  •  Quick-Step Alpha Vinyl Team マーク・カヴェンディシュ
  •  Team BikeExchange – Jayco ディラン・フルーネウェーヘン
  •  Team DSM ケース・ボル

ロットのカレブ・ユアンはツール・ド・ザルプに参加中でいない。何故、ワールドツアーに出ないのか不思議だ。

各チーム共にコロナでメンバーが少ないチームが多い。ロットなんて4人だ。新城幸也もコロナで出れないのは残念。

 

スタート前

2年連続の総合優勝に挑むタデイ・ポガチャル。死角はないと思うけど。

 

BORAに移籍したサム・ベネットはマーク・カヴェンディシュとの対決となる。

 

すでに、オマーンで勝利を上げているマーク・カヴェンディシュ。コロナで、ヨセフ・チェルニーが不参加。6人で戦わないといけない。

 

ディラン・フルーネウェーヘンもすでにサウジツアーで2勝を上げている。

 

 

エリア・ヴィヴィアーニも移籍後の勝利をツール・ド・プロヴァンス第1ステージで上げている。

 

5人の逃げ

さあ、スタート。

 

リアルスタートからすぐに5人の逃げが決まる。

 

ワールドツアーチームはロットのみの5人の逃げが完成。

  1. RASTELLI Luca (Bardiani-CSF-Faizanè)
  2.  TONELLI Alessandro (Bardiani-CSF-Faizanè)
  3.  パヴェル・コチェトコフ(Gazprom – RusVelo)
  4. ディミトリ・ストラコフ(Gazprom – RusVelo)
  5.  クサンドレ・ヴェルフールセン (Lotto Soudal)

 

残り98.3kmでタイム差は3分19秒。今年は風はないみたい。

 

スプリントポイント Moreeb Dune

スプリントポイントを先頭は通過。

  1. ディミトリ・ストラコフ(Gazprom – RusVelo) 8ポイント・3秒
  2. TONELLI Alessandro (Bardiani-CSF-Faizanè) 5ポイント・2秒
  3. クサンドレ・ヴェルフールセン (Lotto Soudal) 3ポイント・1秒
  4. RASTELLI Luca (Bardiani-CSF-Faizanè) 1ポイント

 

タイム差は1分22秒。今日は静かなステージとなりそう。風がないと何もないな。

 

スプリントポイント Liwa

2回目のスプリントに向けてペースが上がる。

 

スプリントポイントを通過。

  1. ディミトリ・ストラコフ (Gazprom – RusVelo) 8ポイント・3秒
  2. TONELLI Alessandro (Bardiani-CSF-Faizanè) 5ポイント・2秒
  3. クサンドレ・ヴェルフールセン (Lotto Soudal) 3ポイント・1秒
  4. パヴェル・コチェトコフ (Gazprom – RusVelo) 1ポイント

 

スプリントポイントを2回獲得した、ディミトリ・ストラコフがパンク。これは痛い。キャリア3勝を上げていて、オマーンでも総合22位でゴールしている。

 

タデイ・ポガチャルは最初は自分にボトルの水をかけていたけど、前を走るラファウ・マイカのお尻に水をかけて笑っている(^^

 

残り39.7kmでタイム差は38秒。後ろに集団の姿が小さく見える。

 

マーク・カヴェンディシュは完全に最後尾。足を溜めている感じか。

 

おっとリック・ツァベルが落車。スプリントが狙えなくなる。

 

先頭は、最後に抵抗するのかな。

 

4人は抵抗することなく、残り19.4kmで吸収。

 

スプリンターチームが位置取りを始めた。

 

クイックステップの先頭は、イーサン・ヴァーノン。イネオスはアンドレイ・アマドール。

 

BORAはラスト4.9kmでも前に上がらない。道路幅が広いので早くから力を使わない作戦か。サム・ベネットはどこにいる?

 

UAEはタデイ・ポガチャルが先頭を引く。新しいサングラスをかけてますね。

 

 

残り1.2kmでスピードが上がる!

 

 Team BikeExchange – Jaycoが先頭。

 

真ん中から、フィリッポ・ガンナが出てくる。

 

ほとんど、横一線だ。マーク・カヴェンディシュは囲まれている。

 

真ん中からサム・ベネットが出るが、左からジャスパー・フィリップセンが上がってきた。

 

右ではエリア・ヴィヴィアーニがハンドルを投げているが勝ったのは誰だ?

 

勝ったのは、ジャスパー・フィリップセンだ~!

混戦になると強いジャスパー・フィリップセンが見事に一流スプリンターの決戦を勝ち抜いた。2位にはサム・ベネット。3位にはエリア・ヴィヴィアーニ。

ワールドツアー第1戦の勝者は昨年に続いて、プロチームのAlpecin-Fenixとなった。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第1ステージ リザルト

ジャージのファビオ・ヤコブセンのコメント

今日はとても速いフィニッシュだった。最後のストレートは50kmだったので、遠くからフィニッシュを見ることができた。

私たちは落ち着いていたので、チームは決勝で良い仕事をした。私たちは上に移動して前進するための時間とスペースを持っていた。そのため、自分でスプリントを開始することができた。ここで最初にフィニッシュラインを通過できてとてもうれしい。

今日はあまり自信がなかった。やっぱり今シーズン初のレースだし。特に他のチームと比較して、自分のフォームがどれほど優れているかはわからない。

しかし、私はこれから何が起こるかを楽しみにしている。今日と同じように、これを今後数日で繰り返す必要がある。プレッシャーがなくなるので、すぐに勝つことも良いことだ。

ここにスタートリストがあり、すべてのスプリンターがいる場合…それなら、ここのスタートには本当にトップフィールドがある。

また、今年の最初のワールドツアーレースでもある。だからこそ、私たちが行ったことを非常に誇りに思っている。何よりも、このまま続けなければならない。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 40 4:42:34
2
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 15 ,,
3
 VIVIANI Elia
INEOS Grenadiers 6 ,,
4
 GROENEWEGEN Dylan
Team BikeExchange – Jayco   ,,
5
 LIEPIŅŠ Emīls
Trek – Segafredo   ,,
6
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ   ,,
7
 KANTER Max
Movistar Team   ,,
8
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma   ,,
9
 DEVRIENDT Tom
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
10
 ACKERMANN Pascal
UAE Team Emirates   ,,
11
 BARBIER Rudy
Israel – Premier Tech   ,,
12
 MILAN Jonathan
Bahrain – Victorious   ,,
13
 VAN DEN BERG Marijn
EF Education-EasyPost   ,,
14
 VAN POPPEL Danny
BORA – hansgrohe   ,,
15
 SARREAU Marc
AG2R Citroën Team   ,,
16
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team   ,,
17
 SCHWARZMANN Michael
Lotto Soudal   ,,
18
 VENTURINI Clément
AG2R Citroën Team   ,,
19
 CAÑAVERAL Johnatan
Bardiani-CSF-Faizanè   ,,
20
 BRUSTENGA Marc
Trek – Segafredo   ,,

総合

Rnk Rider Team UCI Time
1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 6 4:42:24
2
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe   0:04
3
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo   ,,
4
 VIVIANI Elia
INEOS Grenadiers   0:06
5
 TONELLI Alessandro
Bardiani-CSF-Faizanè   ,,
6
 VERVLOESEM Xandres
Lotto Soudal   0:08
7
 GROENEWEGEN Dylan
Team BikeExchange – Jayco   0:10
8
 LIEPIŅŠ Emīls
Trek – Segafredo   ,,
9
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ   ,,
10
 KANTER Max
Movistar Team   ,,

ポイント賞

Rnk Rider Team Points
1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 20
2
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo 16
3
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 16
4
 VIVIANI Elia
INEOS Grenadiers 12
5
 TONELLI Alessandro
Bardiani-CSF-Faizanè 10
6
 GROENEWEGEN Dylan
Team BikeExchange – Jayco 9
7
 LIEPIŅŠ Emīls
Trek – Segafredo 7
8
 VERVLOESEM Xandres
Lotto Soudal 6
9
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ 5
10
 KANTER Max
Movistar Team 4

新人賞

Rnk Rider Team Time
1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 4:42:24
2
 VERVLOESEM Xandres
Lotto Soudal 0:08
3
 KANTER Max
Movistar Team 0:10
4
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma ,,
5
 MILAN Jonathan
Bahrain – Victorious ,,
6
 VAN DEN BERG Marijn
EF Education-EasyPost ,,
7
 BRUSTENGA Marc
Trek – Segafredo ,,
8
 BISSEGGER Stefan
EF Education-EasyPost ,,
9
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates ,,
10
 LAPEIRA Paul
AG2R Citroën Team ,,

 

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