2022のジロ・デ・イタリアのコースがようやく全て発表された。
最後に発表されたのは、最終ステージの個人タイムトライヤル。2022ジロのTTは第2ステージと最終ステージの合計26.3kmとなった。
これは、1962年以来の短い距離だ。逆に獲得標高は51,000mもあり、2022のジロはクライマー有利となる。
第21ステージ ベローナ~ベローナ 17.1km
ベローナで個人タイムトライヤルが開催されるのは2019年以来。この時の総合優勝はリチャル・カラパス。ステージ優勝は、チャド・ヘイガ。
ちなみに、チャド・ヘイガはTeam DSMから2022年はHuman Powered Healthに移籍する。
これまでベローナでは4回開催されている。コースは、1999年と2004年の世界選手権コースの一部のトリセルの登りが取り入れられている。
4級山岳で240mほど登らないといけない。フィリッポ・ガンナは最後に優勝して締めくくれますかね。
ジロ・デ・イタリア2022-ステージ
上の図は、2022ジロの全てのステージを総括したもの。こうやってみると第3週が厳しいのが良くわかる。勝負は第3週となりそうだ。
ツールも走るスプリンターは、第3週は早めにリタイヤするかも。
- ステージ1、5月6日:ブダペスト–ヴィセグラード、195km
- ステージ2、5月7日:ブダペスト–ブダペスト、9.2km(ITT)
- ステージ3、5月8日:カポシュバール–バラトンフュレド、201km
- 休憩1日目、5月9日
- ステージ4、5月10日:アヴォラ–エトナ、166km
- ステージ5、5月11日:カタニア–メッシナ、172km
- ステージ6、5月12日:パルミ–スカレア、192km
- ステージ7、5月13日:ディアマンテ–ポテンザ、198km
- ステージ8、5月14日:ナポリ–ナポリ、149km
- ステージ9、5月15日:イゼルニア–ブロックハウス、187km
- 5月16日休憩2日目
- ステージ10、5月17日:ペスカラ–ジェシ、194km
- ステージ11、5月18日:サンタルカンジェロディロマーニャ–レッジョエミリア、201km
- ステージ12、5月19日:パルマ~ジェノバ、186km
- ステージ13、5月20日:サンレモ~クネオ、157km
- ステージ14、5月21日:サンテナ~トリノ、153km
- ステージ15、5月22日:リバロロ・カナベーゼ~コーニュ、177km
- 休憩3日目、5月23日
- ステージ16、5月24日:サロ~アプリカ、200km
- ステージ17、5月25日:ポンテ・ディ・レグノ~ラバローネ、165km
- ステージ18、5月26日:ボルゴバルスガナ~トレビソ、146km
- ステージ19、5月27日:マラーノラグナーレ~サントゥアリオディカステルモンテ、178km
- ステージ20、5月28日:ベルーノ~マルモラーダ、165km
- ステージ21、5月29日:ベローナ~ベローナ、17.1km(ITT)
このコースを見て、総合では誰がジロを狙うのか興味ありますね。
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