今年のパリ~ルーベは雨になりそうな天気予報だ。
こうなると、ただでさえ走るのが難しい石畳は更に滑りやすく難しくなる。シクロクロス世界チャンピオンのマチュー・ファンデルプールは、雨が降ると涼しくなるだろうと言っている。
更に、雨のパリ~ルーベはカッコいいとも。
Alpecin-Fenixのメンバー
Meet the team for @Paris_Roubaix 💙❤️ pic.twitter.com/O2DHxavgb1
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) October 1, 2021
パリ~ルーベに挑むAlpecin-Fenixのメンバーは
- マチュー・ファンデルプール
- センヌ・レイセン
- ティム・メルリエ
- ジャスパー・フィリップセン
- シルヴァン・ディリエ
- ジョナス・リカールト
- ジャンニ・フェルメルシュ
オスカル・リースベークがメンバーだったのだけど、コースの偵察中に落車。骨盤骨折をしてしまう。そのためにセンヌ・レイセンがメンバー交代している。
好調なジャスパー・フィリップセンとティム・メルリエのスプリンターもいる。ティム・メルリエはシクロクロスもしているのでパヴェもOKだ。
シルヴァン・ディリエは2018年にサガンとスプリント勝負して2位。パリ~ルーベには4度目の出場となり、経験を伝えられるだろう。
運とクラッシュ
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— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) September 30, 2021
雨ならばかなり危険なコースとなる。これについてマチュー・ファンデルプールはオンラインインタビューに答えているので聞いてみよう。
フィリップ・ジルベールやワウト・ファンアールトは雨は嫌だと言ってますが
雨が降ればかなり涼しいと思うが、確かに危険だ。非常に注意して、パンクしたタイヤを持たないようにする必要がある。
クラッシュし、それが濡れている場合、それはさらに当てはまる。 ドライならもうかなりハードなレースだと思う。ウェットならもっとテクニカルだが、問題は大きな束で走っていて、目の前でクラッシュした場合、それを避けるのは難しい。
濡れたルーベに一度乗るだけでも大丈夫だと思う。トラブルに巻き込まれなければ、石畳でも大丈夫だ。
雨ならば、あなたが有利だという話が出てますが、シクロクロスのスキルは役に立つと思いますか?
言うのは難しい。まだわからない。他のライダーにも対処しなければならない。それは滑りやすくて忙しいでしょう。
自分のバイクを扱うことができれば大丈夫だと思うが、追い風が多く、石畳が濡れていると、レースもかなり早く起こると思う。
それなら、一日中トラブルに巻き込まれないようにするだけだ。他のライダーが言うように、それを管理することが、決勝に進むための第一歩となる。
チームメイトのシルヴァン・ディリエ(2018パリ~ルーベ2位) は、何かアドバイスをくれましたか?
確かに彼はアドバイスをしてくれるだろうけど、石畳に乗るのは特別なことだと思う。彼が、2位の時はブレイクアウェイから来たので、レースは違う。
偵察をするだけなら、すでに何をすべきかを知っており、最も重要なことは不運にならないようにすることだと思う。もちろんそれは必ずしも自身の手におえるとは限らない。
5月から腰痛に悩まされていますが、先週の日曜日の世界選手権を含め、最近4レースを終えて、現在は背中に痛みを感じていないと言ってますね。実際にどうなんですか?
決勝では運が良ければジャージを獲得できるかもしれないと思っていたが、うまくいかなかったので、今回のレースで自分の調子を少しでも上げて、いい形でシーズンを終えたいと思っている。
世界選手権では、コンデションは100%ではなかった。私を知っている人は皆、今回のレーススタイルを見て、いつものようにアタックをかけることができなかったと思っているだろう。
形はとても良かったので、日曜日にはもう少し良くなると思っているけど、これから見ていきたい。
腰はまだ100%に達していないが、バイクで私を邪魔することはもうない。
背中や腰が走っている時に痛みを発しないのは良い兆候だ。少しずつコンデションが上がってきているので、ロードシーズンの最後を締めくくるレースで本領を発揮して貰いたい。
あとは、トラブルなく走れるかどうかだろう。
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