シクロクロスの皇帝と呼ばれるスヴェン・ネイス。その息子のティボー・ネイスがロードでも大金星を上げた。
ティボー・ネイスは、シクロクロスで活躍中。実は、コロナの最中にslag om balenbergでマチュー・ファンデルプールを破っている。まあ、これは公式レースではないけれど。
ティボー・ネイスの身体能力は凄まじい。ベルギーのコンテナカップでも優勝したことがある。
ティボー・ネイスが優勝したのは、ヨーロッパ選手権U23ロードだ。
ヨーロッパ選手権U23ロード
ティボー・ネイスは、本来は、この日からシクロクロスに切り替える日で、Rapencrossに出場する予定だった。優勝したエリ・イーゼルビットと戦うはずだったのだけど。
それが、ベルギー代表としてヨーロッパ選手権に出場することに。
最後から2番目のラップで飛び出したのは7人。
- フィリッポ・バロンチーニ(イタリア )
- フィリッポ・ザナ(イタリア)
- フアン・アユソー(スペイン)
- ルイ・バレ(フランス)
- エリック・フェッター(ハンガリー)
- レナート・ヴァン・イートベルト(ベルギー)
- ティボー・ネイス(ベルギー)
実績ならば、UAE Team Emiratesのフアン・アユソーだ。すでに2クラスや、アンダーでは数知れず勝利を上げている。
しかし、スプリントとなるとティボー・ネイスにかなう相手はいなかった。
ティボー・ネイスは、シクロクロスでは3回のベルギー国内選手権を獲得。ヨーロッパ選手権、世界選手権ジュニアも獲得している。
ティボー・ネイスは、ベルギーではすでにスターで、マチュー・ファンデルプールやトム・ピドコックの足跡をたどることが予想されている。
ティボー・ネイスは、
信じられない。私のクロスカントリーシーズンは実際に今日から始まる予定だった。ヨーロッパと世界選手権に行くことができるかどうか尋ねられた。
両手でチャンスをつかんだが、うまくいったなんて信じられない。
さらに世界選手権U23にも出場が決定している。その後に、シクロクロスに返ってくる。
今回のヨーロッパ選手権は、3.6kmで4.6%勾配の登りのある周回コースを10周している。距離は133.6kmで短かったこともティボー・ネイスは幸いした。
数年はシクロクロスがメインとなるだろうけど、その後はロードに進出となるはずだ。まだ、18歳になったばかりなので、これからが楽しみな選手となる。
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