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タデイ・ポガチャルがパワーデータを公開しなくなった理由とは?

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Photo credit: Luis Marina on VisualHunt
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タデイ・ポガチャルは、昨年まではSTRAVAでバワーデータの公開もしていた。

2020ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナでもデータを公開していて、その驚異的なバワーに圧倒された。

だが、その後タデイ・ポガチャルがパワーデータ表示することはなくなった。STRAVAでタデイ・ポガチャルのデータを見てもパワーは示されていない。

バワーを公開しなくなった理由についてタデイ・ポガチャルがインタビューで答えているので聞いてみよう。

 

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データは公開したい

 

タデイ・ポガチャル自身は、パワーデータの公開をしても構わないと考えている。だが、それを許さないのはチームの方針みたいなものだろう。

タデイ・ポガチャルはインタビューで

はい、バイクのパワーデータを発表したい。ただ、それはそれほど単純ではない。

誰もが、そのパワーデータを見て、レースで私に対して利用することができる。簡単そうに見えるけど、公開するのは難しい。

私は良いワット数に達しているとしか言えない。それが私がリードしている理由だ。

 

確かに、多くのライダーはパワーデータの公開をしていない。データがあれば、同じコースでそれを上回るパワーで走れば勝てることがわかる。長期的な計画を立ててトレーニングも可能だ。

コースによって特化した練習もローラーで作り出すことも出来る。情報を隠すのはライバルに勝つ方法の一つだ。

タデイ・ポガチャルは第11ステージでモン・ヴァントゥに2回上がるコースに挑む。彼を阻むのは予期しない落車だけかもしれない。

タデイ・ポガチャルは今年に入ってトレーニングで5回落車したことを告白している。更に1回はツール第3ステージでのことだ。ここで26秒を失っている。

現在、大きなタイム差がついているのは落車により何人かのライダーが脱落した為だとも言う。それは確かだが、彼が強すぎるのも大きな要因の一つだ。

今夜のモン・ヴァントゥでタデイ・ポガチャルは攻撃するのだろうか。試走でモン・ヴァントゥに上がっているが、1回上がっただけで十分だったと笑っている。

それだけキツカッタのだろうけど、レースでは涼しい顔をして上がるんだろうな。どんな走りを見せるのか注目しておきたい。

 

 

 

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