プロチームのコロナウイルスのワクチン接種に対する考え方

海外情報

2020.12.10

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UAE-Team Emiratesのマウロ・ジャネッティ(Mauro Gianetti)監督は、1月に選手やスタッフにコロナウイルスのワクチンを受けさせたいと発表している。

それに対して、Team Sunweb（1月1日からDSMでは）そんなに早くはないでしょう。国の指針を守り支持する、と表明している。チームによって対応はマチマチだ。

各チームの方針を見てみよう。

UAEの監督は摂取済み

マウロ・ジャネッティは、アラブ首長国連邦で中国のSinoPharmワクチンをすでに接種している。

これは、ワクチンの第3段階の試験の3万人の被験者のうちの1人だった。

2回の摂取で副作用は出ていない。1月のアブダビでのチームキャンプでは、UAEの選手やスタッフにワクチンを接種してほしいとのこと。

誰もが義務ではないが、受けられると言う。ワクチンが打てるのならば安心してレースも出来るし、言うことはないだろう。

Sunwebは当分の間、ワクチン接種はしない方向だ。

我々は政府を迂回しておらず、我々がワクチンを選択することはない。

これは公衆衛生の問題であり、それにどう対処するかということだ。国の指針を守り、支援している。

と、Sunwebのスボークスマンは語っている。

あくまでオランダ政府の方針に従うようだ。

同じ反応を示したのは、Lotto SoudalのGMジョン・ルランゲ(John Lelangue)。

私はベルギーチームの雇用主のCEOです。ベルギー政府がプロスポーツ選手のワクチン接種を認めると言うまでは、通常のコロナプロトコルに従うことになる。

サイクリングはスポーツに過ぎない。

Team Jumbo-Vismaも少し待つようだ。

その可能性が出てきたら、自主的に利用する。

とスポークスマンのアード・ビエンズ(Ard Bierens)氏は語る。

Deceuninck-Quick-Stepも予定はないと監督のパトリック・ルフェーヴルは言っている。

国によって、入ってくるワクチンも違うので、ワクチンを打てる時期は欧州では来年になるでしょうね。

英国はすでにワクチン接種が始まっているので、イネオスとかはどうするんでしょう。ただ、報道によると高齢者、医療従事者が終わったあとになりそうですが。