一昨年の後半辺りからローラーのやり過ぎで膝を3回ほど痛めてしまった。
やり過ぎといってもリハビリからの回復なので、凄いトーニングをしていた訳ではない。せいぜい200W超で10本くらいのもの。
とにかく固定ローラーで全開で漕いでしまうと膝が壊れる。順調に積み重ねて、パワーもついてきたところで力をかけ過ぎて壊すということを何度もしてしまった。
二度あることは三度ある、を何度もしてしまった訳だ。
その時に、おこなった膝の痛みに対する療法を紹介。全ての人に効く訳でもないだろうし、参考程度と思っていただけると良いかも。
通常の治療では変わらない
整形外科では、レントゲンとMRIの診断が主で画像で写る物で判断される。だから、映像で異常がなければ、様子を見ましょうとということで痛み止めや、塗り薬が処方される。
まあ、塗り薬塗って治るのなら最初から大した問題ではないとも言えるけど。
靱帯断裂とか、靱帯損傷ととかならば話は別になるが、私の場合には単なる使い痛みの感じだった。ようは負荷に膝が耐えられなかったということだろう。
接骨院にも長く通ったが、そこの先生も私達は手助けが出来るだけで、普段の姿勢であるとか、自分でも筋トレとかストレッチをして維持しないと治らないと言われていた。
特に、膝や腰の場合には、普段の姿勢も凄く影響する。体幹が弱いと前にしゃがむことも出来なくなってしまう。
どうしたものかと、思っていた時にカミサンから渡されたのが次の本。
こちらの本は、精神科の先生が書いたものだけど、質的栄養失調という言葉が使われていた。つまり食べてはいるのだけど、必要な栄養が足りていないので様々な病気や心の病にかかるというもの。
現代人の特徴として、糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足が普通にみられると。
特に女性はダイエットなどで、たんぱく質が著しく足りてない、質的栄養失調の状態にあると書かれていたので注意が必要だ。
しかも、バランス良い食事をとっている人は必要な栄養差が足りていないというのだ。日本人の典型的な食事である、ごはんに、みそ汁、何品かのおかず。これでも、全くたんぱく質が足りないと。
病気が起こる原因はDNAのコーディング不足とATPの不足だという。人間の体内では、アミノ酸からたんぱく質を作って分解することを繰り返している。
これを動的平衡というが、たんぱく質の摂取量が少ないと原料となるアミノ酸が不足して、使い古しのアミノ酸でたんぱく質が作られ動的平衡が乱れる。
その結果、正常なたんぱく質がつくられなくなって病気となる。
まあ、詳しいことは本を読んでみていただくとして、この本で実践されている方法で、精神的な症状が改善する人が多数出ており、更に一般的な成人病についても治っているというから驚きだ。
この改善された症状の中に、リウマチというのがあった。祖母もリウマチを患って入院しており、自分のその可能性もあるのかと思っていた。
それで、関節痛であるリウマチにも効くのならば、腰や膝の痛みにも効くのではないかと思って、本の通りに色々とやってみることに。
たんぱく質の摂取が基本
まずは、必要なたんぱく質を取ることから始めた。特に、血液検査をしてたんぱく質が足りていないと言われてからは、食事の後にもアミノ酸を取るように。
上の写真の、ESポリタミンという顆粒で、ネットで見ると1袋25円くらい。手術後のアミノ酸補給のために処方するものだ。
味はアミノバイタルそのもの。一般の人は飲める味ではないのかな。カミサンと先生は飲めないといっていた(^^;
病院で栄養指導してくれた先生は、ビタミン療法にも取り組んでいて自らも体重を20kgくらい落として元気になっている。
糖質制限の栄養指導などもしているので、とても熱心に指導してくれる先生だ。
その他のたんぱく質は、ヨーグルトに混ぜたプロティンに、プロテインたっぶりのグラノーラも食べている。
グラノーラについては、最近からだけど。
腹減ったときには、プロティンバーにプロティンのドリンク。ドリンクは美味しいからお茶が代わりだ。
ビタミン療法
必要なたんぱく質の量が取れるようになるにも時間がかかる。プロテインを飲みなれない人は、胃がうけつけなくて中々な1日に必要なたんぱく質量が取れないそうだ。
自分は、昔から飲んでいたのでプロテインの摂取には抵抗がない。
たんぱく質が取れるようになったら、次はビタミン療法となる。
摂取しているのは
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンD2
- ナイアシン(ビタミンB3)
それに、コメント欄でNTさんに教えて貰ったZMAも飲んでいる。これはマグネシウムと亜鉛が一緒になったものだ。
本では、かなりの量を勧めていたが、自分は1錠ずつ飲むようにしている。
実は、これを初めて1か月もしないうちに、腰の調子は随分と良くなった。体幹トレーニングが効いたのか、ビタミン療法によるものかはわからない。
ただ、膝についてはまだ痛みがあったので、違う方法も模索することになっていった。膝痛対策、その2、その3に続いていく。
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