バーチャル・ツール・ド・フランスも今週末でお終い。
土曜日は第5ステージのモン・ヴァントゥの戦い。クイーンステージと言ったところか。
人気選手としては、ジュリアン・アラフィリップ、アダム・イェーツ、ダン・マーティンなどが出場。実際のツールでは上位に顔を出してくるだろう選手の走り方はどうだったでしょうか?
昨夜、見られた方はすでにご存知でしょうけど。
バーチャル・ツール・ド・フランス第5ステージ
スタートして約7キロまでは平地だけど、あとはモン・ヴァントゥに向かって上がるコース。
コース的には、シャレーレイナールがゴール。実際の山頂よりも6kmほど手前で終わる22.9kmのコース。
大きく差がつく
期待してしたローハン・デニスは最初こそは、TOP10に顔を出してましたがすぐに姿を消す。
そして、昨年ツールでは大活躍したジュリアン・アラフィリップは全くふるわず。
上の数値を見てもらいたいのだけど、110Wとか。時速は6kmですよ~。完全に投げてますね。
これは、アダム・イェーツも一緒。このペースではゴールできないんじゃないかというペース。多分ゴールはしてないでしょうけど。
彼らはバーチャルは得意でないのでしょうね。
今日も頑張ったのはNTT勢。
特に、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは最後まで頑張った。37歳と年齢は高いけれどもパワーは健在。
大けがをして中々契約チームが見つからない中、ギリギリでNTTに加入。
今シーズンはツール・ド・ラ・プロヴァンスで総合14位。
UAEツアーでも総合14位と、チームでは最上位の成績を残している。ツール・ド・フランスのメンバーにも選ばれており、多分エースを任されるのではないだろうか?
結局NTTは3位にルイ・メンチェス、4位にステファン・デボード、7位にベン・オコナーが入る大活躍で首位をがっちりとキープした。
パワーも復活
マイケル・ウッズの完全復活だ。パリ~ニース第5ステージで落車して大腿骨骨折していたウッズだが、全くケガの影響を感じさせない走りだった。
レース序盤から先頭に立ち、ラスト7kmからは3人の争いに。
マイケル・ウッズは20歳まではエリートランナー。今回もランニングの技術が役に立っている。
それがランニングとよく似ているので、私が成功した理由の1つだと思う。私は立って自転車で「走る」ことができた。
ダンシングは、ランニングのももあげと同じような動作なので得意なんでしょうね。かなりの時間ダンシングで走ってましたから。
マイケル・ウッズのレーススケジュールは決まってないが、これならばツールのメンバーにも選ばれるのではないだろうか?
EF Pro Cyclingは、ツールのメンバーを3人しか発表していないが、彼が選出されることを願っておこう。
ロマン・バルデが結構頑張って8位に入っているのが印象的。
想像だけど、下位の選手はTOP10がゴールしたらポイントに関係ないので走るのを止めているのではないかな。
だから、ジュリアン・アラフリップもアダム・イェーツも勝負に絡めないと思って足を止めていたのでは。
今晩は、最終ステージで今話題のクリス・フルームも出てくるのでどんな走りを見せるのか興味がある。最後は誰が勝つでしょうね。
こちらはフル動画はこちら Virtual Tour de France 2020 – Live Stage 5
次のステージは、7月18日土曜日、ステージ5:モンヴァントゥー、22.9 km(山岳、シャレーレナードで終了)
次のライブはこちらから午後10時スタート live6
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