フィットネスバイク大手のPelotonは、約87万8,000台に及ぶ「Peloton Original Series Bike+」について、シートポストが使用中に破損する可能性があるとして、大規模な自主回収(リコール)を発表した。
これにより転倒や怪我のリスクがあるため、対象製品のユーザーは直ちに使用を中止するよう警告されている。
リコールの概要と危険性
#Recall: @onepeloton recalls certain Peloton Original Series Bike+ exercise bikes with model number PL02. The Original Series Bike+ seat post assembly can break during use, posing fall and injury hazards to the user. CONTACT: Peloton at https://t.co/vdyGpYXqpz 866-679-9129.…
— Peloton (@onepeloton) November 6, 2025
- 対象製品 : Peloton Original Series Bike+ (モデル番号:PL02)
- 対象台数 : 米国で約833,000台、カナダで約44,800台の合計約878,000台
- 製造期間 : 2019年12月~2022年7月
- 販売期間 : 2020年1月~2025年4月
- 識別方法 : シリアルナンバーが「T」から始まるユニットが対象
シリアルナンバーは、バイクのフロントフォークの内側・裏側、またはフライホイールの裏側にあるラベルで確認できる。
リコールの理由としては、シートポストの組み立て部分が使用中に破損し、ユーザーが転倒・負傷する危険性があるため。
米国では、シートポストの破損報告が3件あり、そのうち2件は転倒による負傷がある。怪我の内容は不明。
過去リコールとの関係
Pelotonは、2023年5月にも旧モデルであるOriginal Bike(モデル番号:PL01)について、同様のシートポスト破損の危険性から、米国とカナダで合計200万台以上を対象とする大規模なリコールを実施している。
今回のBike+のリコールは、その後の新しいモデルではなく、2023年のリコール以前に製造・販売されていたBike+ユニットが対象となっている。
固定バイクを漕いでいてケガをしたのでは、室内でバイクに乗っている意味もない。以前、Xの投稿で室内で漕いでいて前に進んでしまい壁に激突していた動画もあった。
カナダや米国での販売が主なので、日本で使われているユーザーは少ないと思うけれど対象商品を持っておられる方は公式サイトで確認されることをお勧めします。



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