第5ステージのクイーンステージでは、最後の登りが逆風のためにレムコはスプリントを選択。Team Visma | Lease a Bikeのトーマス・グロッグを退けて勝利した。
総合ではロマン・グレゴワールに対して2秒差。最後にチャレンジすると言っているが逃げ切りがあるか。
そして、 INEOS Grenadiersのゲラント・トーマスは現役最後のレース。最後もチームのためにアシストをするのだろうか。それもまたGらしいといえばそうなのだけど。
第6ステージ ニューポート~カーディフ 112.2km

コースプロフィール photo tourofbritain
スタートはゲラント・トーマス国立自転車競技場から。ゴール手前10kmにあるケアフィリー山がアタックポイントとなる。最後はゲラント・トーマスの原点となるカーディフにゴールする。
- 3級山岳 Mynydd Bedwellte (3.4 km・3.9%)
- スプリントポイント ケアフィリー
- 1級山岳 ケアフィリー山 1.4km・9.7%
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
最後のレースとなるゲラント・トーマスが先頭に。
オフィシャルスタート。
4人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
4人が逃げている。
- ユリウス・ヨハンセン UAE Team Emirates – XRG
- バスティアン・トロンション Decathlon AG2R La Mondiale Team
- フレッド・ライト Bahrain Victorious
- マッツ・ヴェンツェル Equipo Kern Pharma
残り62.6km。 INEOS Grenadiersのゲラント・トーマスはまた先頭か。最後のレースだ。
3級山岳 Mynydd Bedwellte (3.4 km・3.9%)
ポイント獲得順位は
- マッツ・ヴェンツェル Equipo Kern Pharma 4ポイント
- ユリウス・ヨハンセン UAE Team Emirates – XRG 3ポイント
- バスティアン・トロンション Decathlon AG2R La Mondiale Team 2ポイント
- フレッド・ライト Bahrain Victorious 1ポイント
レムコも先頭付近にいる。
先頭にいるEquipo Kern Pharmaのマッツ・ヴェンツェルがパンクなのかスローダウン。
先頭3人は待つだろうか。タイム差は1分42秒差。
3人は待っていた。先頭は4人に戻る。
あ~、今度は先頭のユリウス・ヨハンセンがパンク。
残り27.8km。タイム差は1分38秒と変わらない。
残り17kmで1分27秒差。
全然目立たなかったけれど、Lidl – Trekのテイオ・ゲイガンハートもいたんだ。
残り13.4km。集団はTeam Visma | Lease a Bike、Groupama – FDJが引いている。
スプリントポイント ケアフィリー
先頭がスプリントポイントを通過。
1級山岳 ケアフィリー山 1.4km・9.7%
最後の登りに。
ゲラント・トーマスは集団の後方。
Soudal – Quick Stepが集団先頭に。
レムコも前に。
アシストが外れてレムコがアタック。
レムコはすぐに埋もれていく。
13秒差となって後続が見えてくる。
先頭は頂上を越えた。
レムコが先頭で下る。
残り6.2km。レムコが猛追。
リーダーのロマン・グレゴワールが追いついてきた。
残り3.3kmで19秒差。
残り2.6km。15秒差。
なんとゴール手前まで3人が逃げている。牽制している間に集団がきた。
マシュー・ブレナンのリードアウトを受けたTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイがきた。
オラフ・コーイのスピードが速い。
先頭の3人を抜きさった。
ゴール前でオラフ・コーイは勝利を確信。
逃げていた3人の夢を打ち砕く。
オラフ・コーイがステージ3勝目で最終ステージを飾った~!
今シーズンの10勝目。この後レースの予定はない。Team Visma | Lease a Bikeでの最後のレースとなったか。
INEOS Grenadiersのサムエレ・ワトソンが2位。逃げていたBahrain Victoriousのフレッド・ライトが3位。本当にゴール手前で捕まっている。
そして、レジェンドのゲラント・トーマスがカーディフで最後のゴールを飾った。
これが最後とは寂しい。
ゲラント・トーマスは、前言っていたようにトライアスロンをするのかな。
リザルト
優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイ
このような形でこの1週間を終えることができたのは素晴らしい。最初の3日間はすでに特別なものだった。今日はチームとして、ツアー・オブ・ブリテンを最高の形で締めくくることができた。
ブレナンの強力なリードアウトの後、ゴール直前で3人のエスケープ選手を捕らえた。
今日の差を縮めるのはGCライダーたちに任せた。彼らはまだロードで戦うことができる。フィナーレでは、チームとしてステージ優勝にすべてをかけた。それで十分だった。
本当にギリギリのところまでいったけど、チームのハードワークをこうして終えることができて嬉しいよ。
第6ステージ リザルト
総合
総合優勝したGroupama – FDJのロマン・グレゴワール(チーム公式サイトより)
ストレスの多いステージだったよ。正直に言うと、あまりよく眠れなかったんだ。多くのライダーが総合順位で接近していたので、うまく状況を管理しなければならなかった。
チームとしてとてもうまくいった。今夜は10位でフィニッシュするのと同じくらい簡単に優勝できたとわかっていたから、少しナーバスになっていた。上りは簡単じゃなかったけど、自信はあったし、脚力もあったし、アタックにもついていけた。
下りも簡単ではなかった。レムコがアタックしてきて、楽しい瞬間ではなかったけど、なんとか彼を捕まえることができた。
もし10〜15人の選手がいたら、僕にとって本当に危険な状況になっていただろう。でも、オラフ・コーイやサムエレ・ワトソンのようなスプリンターが来てくれたおかげで、なんとかなりやすかった。
ラスト2キロでTeam Visma | Lease a Bikeがリードを奪ったのを見て、もっとリラックスできた。逃げ集団の生き残り3人も前方にいた。
クレイジーだよ。自分にとってもチームにとっても、この勝利は本当に嬉しい。このようなレースで総合優勝できるなんて信じられない。キャリアの中でもかなり稀なことだ。
しかもレムコとジュリアンを抑えての勝利だから、なおさらうれしい。この瞬間を本当に楽しんでいる。ビッグブロックの最初のレースだったので、このような勝利でスタートできたことは大きな自信につながるだろう。
ポイント賞
山岳賞
新人賞
チーム賞
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