Red Bull – BORA – hansgroheのプリモッシュ・ログリッチは、第18ステージに続いて第19ステージも逃げに乗った。
しかも、今度は単独での逃げ。だが、UAE Team Emiratesのティム・ウェレンスが猛烈に集団を引き倒して残り27.5kmで捕まってしまった。
オールオアナッシング
“It was all or nothing” – Proud but costly Primoz Roglic falls short on Tour de France stage 19 #Cycling https://t.co/Ce6taTxu0j
— CyclingUpToDate (@CyclingUpToDat3) July 25, 2025
プリモッシュ・ログリッチは、2度の長距離アタックを仕掛け、観客を興奮させたが、最終的には得るものよりも失うものの方が大きかった。
一時は総合5位につけていたログリッチだが、現在は総合8位となり、ステージ優勝の栄光を追い求めるあまり12分以上も失ってしまった。
5度のグランツール覇者にとって、5位以内を守ることは決して重要ではなかった。
チームのことを考えていたかは不明だが、追いつかれたプリモッシュ・ログリッチはフローリアン・リポウィッツをアシストすることもなく切れていった。
プリモッシュ・ログリッチのコメント
自分の戦略に後悔はない?
オール・オア・ナッシングで、最終的にはほとんど何もなかった。でも、全力を尽くして楽しんだよ。少なくともテレビには映った。最後でなくても、スタート後にね。
2025 ジロ・デ・イタリアでは4度の落車でリタイヤ。2025 ツール・ド・フランス第1週では、最初から調子は良くなかった。
特に第5ステージの個人タイムトライヤルではレムコから1分19秒遅れのステージ12位。結果的に総合13位から総合8位に上がっていたけれど、すでに2分30秒のタイム差をタデイ・ポガチャルにつけられていた。
チームはプリモッシュ・ログリッチを尊重しており、ステージ優勝を狙って入ることを理解している。
ツール当初からタイムは気にしない。総合優勝には関心がないといっていたプリモッシュ・ログリッチ。契約は2025年末までとなっており、去就はわかっていない。
フローリアン・リポウィッツは来シーズン以降もRed Bull – BORA – hansgroheに留まると情報が出ている。
さらに、2025 ジロ・デ・イタリアでプリモッシュ・ログリッチがリタイヤしたあとに自由が与えられ総合8位となったジュリオ・ペリツァーリもいる。彼は2027年までの契約。
そして、2026年には超大型選手が移籍が確定との情報もある。
彼らがリーダーとなるならばプリモッシュ・ログリッチの居場所はなくなる。それが投げやりな発言などにつながったのか。8月以降に35歳のプリモッシュ・ログリッチの情報が出てきそうだ。
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