プリモッシュ・ログリッチの2025年シーズンは、シンガポールクリテリウムを走った後、ツール・ド・フランスさいたまを走ってようやく終了する。
ブエルタ・ア・エスパーニャ4度総合優勝の偉業を持つログリッチは、昨シーズンを振り返り、来シーズンのプログラムに対する自身の希望を述べている。また、新チームメイトとなるレムコ・エヴェネプールの加入についても言及した。
プリモッシュ・ログリッチが希望するグランツールは?
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上記Instagramのように、ブエルタ主催者はプリモッシュ・ログリッチの誕生日を祝っている。
まずは昨シーズンを振り返っていかがでしょうか。勝利数は例年よりも少なかったものの、結果には満足されていますか?
克服しなければならない問題や課題がいくつかあったので、そうした状況から考えると、良いシーズンだったと言える。
いまだに世界最高のサイクリストたちと競い合えているという事実は、私に良い感覚を与えてくれる。
ツール・ド・フランスで表彰台に上った若手チームメイト、フローリアン・リポウィッツについてはいかがでしょう。彼が今後、トップレベルで勝利を争う可能性を見ていますか?
彼は昨年表彰台に立ち、非常に良く堅実な進歩を見せた。多くのワールドツアーレースで表彰台に上がっていると思う。
だから、もちろん彼はトップ争いに加わることができるだろう。だが、勝つために十分かどうかを今すぐ断言するのは難しい。非現実的かもしれない。
しかし、彼がツールで再び表彰台を争えることは間違いない。なぜ彼にそれができないと思うのか、私には分からない。
そして、来季はレムコ・エヴェネプールが加入します。彼のようなビッグネームの存在は、チームにとって何を意味しますか?
彼をチームに迎えられたことは、チームにとって素晴らしいことだ。彼は自分が特別であることを示し、多くのレースで勝利を収めてきた。
だから、来年、彼が私たちのチームにとって同じように貢献してくれることを願っている。まず、私たちはベストになる準備をする必要がある。そうすれば、誰が勝つかは気にしない。
昨シーズン、あなたが望んでいたツールとブエルタの組み合わせは実現しませんでした。来季のレースプログラムについて、現時点でのあなたの希望を教えていただけますか?
来年どこを走るかを今予測するのは難しい。今は少し休んで、すべてをよく考え、来年何をすべきか決めなければならない。
しかし、ええ、ブエルタのスタートラインに立つことができれば素晴らしいだろう。もしブエルタで優勝することを選べるなら、私は間違いなくそうする。
まだ先の話だが、簡単なことではないが、明らかに挑戦だ。
では、ツール・ド・フランスについては?
ツールはブエルタよりももっと難しいレースだが、プロとしての視点から見ると、ツールはもちろんツールそのものだ。すべてのサイクリストが参加したい、走りたいと思っている。
それは年間で最も重要なレースだから、ええ、そこにいられたら素晴らしい。
プリモッシュ・ログリッチとしては、やはりブエルタの5勝目のキャリアの最終目標となるのでは。5勝目となると歴代最多勝となり名前を残すことになる。ツール・ド・フランスは制覇出来ないかもしれないけれど、ツール出場よりもブエルタを優先したほうが良い感じがする。
そうなるとツールはレムコ・エヴェネプールが狙い、フローリアン・リポウィッツがセカンドエースか。まずは、12月キャンプでの話し合いから来シーズンが始まる。





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