Cannondaleは、グラベルレースで圧倒的に勝つために作られたCannondale SuperXを発売。
これまで、Cannondale SuperXといえばグラベルレースや、シクロクロスレース用のバイクだった。これが、SuperSix EVO SEにかわり、再びSuperXがCannondaleのグラベルバイクの頂点に立つ。
今回は3種類の完成車で展開される。しかも同社の最高級シリーズであるLAB71もついているので本気のグラベルマシンだ。
- SuperX LAB71
- SuperX 2
- SuperX 3
- SuperX LAB71 FrameSET
Cannondale SuperX LAB71
新型SuperXは、2024年のUnbound Gravelで大会記録を更新した前進のSuperSix EVO SEへ全精力を注ぎ、さらに速く進化させた1台。
この時勝利したのは、EF Education-EasyPostのアドベンチャーライダーのラクラン・モートン。
これよりも速いというのだから、凄いバイクに仕上がっている。
最上位のLab71フレームの重量は900gとされており、フロントに51mm、リアに48mmのタイヤを装着できるクリアランスがある。
新しいチューブ形状により、風洞試験では現行のSuperSix EVO SEよりも1.6ワット速いと主張している。
これは時速35km/hの場合。2024 Unbound Gravelで記録したラクラン・モートンの平均速度をもとにしている。
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フレームで目に付くのは、トップチューブの薄さと、シートチューブの湾曲したデザイン。
シートステイはかなり下げられている。SuperX LAB71は、究極のグラベルバイクと主張する通り、装備は最高級のパーツで仕上げられている。
エアロダイナミクスに優れたフルカーボンステム一体型ハンドルバーSystemBar R-One。
SRAMの究極のグラベルグループセット、RED XLPR AXS 13速、油圧ディスク・ブレーキとPaceline Xローター搭載 パワーメーター内蔵SRAM RED AXS XPLR カーボンクランクセット。
DT Swiss 180ハブを採用した、Reserve 最上位モデル40 I 44 GR カーボングラベルホイールを装着。軽くて丈夫、超軽量で快適なFizik Vento Antares 00サドル。
タイヤを33mm幅に変更すれば、そのままシクロクロスレースにも出場可能だ。
価格は以下の通り。
- SuperX LAB71 1,980,000円
- SuperX 2 1,030,000円
- SuperX 3 630,000円
- SuperX LAB71 FrameSET 760,000円
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