UAE Team Emiratesの22歳のニュージーランド人、フィン・フィッシャーブラックがライバルチームであるRed Bull-BORA-hansgroheに移籍となった。
非常に有望なライダーだけど、今のチームではグランドツアーに出るのも難しいくらい競争が激しい。
これは、フィン・フィッシャーブラックにとっては良い移籍となる。
2026年末までの2年契約
Welcome Finn Fisher-Black 👋 He will join the team in 2025. The young New Zealander is particularly strong on undulating terrain and in demanding finishes.
More info here: https://t.co/ZKrwQuzBF3#redbullborahansgrohe #bandofbrothers pic.twitter.com/k5R0IFqnCP
— Red Bull – BORA – hansgrohe (@RBH_ProCycling) August 14, 2024
フィン・フィッシャーブラックの活躍は、2021年のニュージーランド・サイクルクラッシックの頃から追っていた。2020年には同レースで山岳賞を獲得している。
2020年からJumbo-Vismaの開発チームに所属。2021年シーズンの活躍を見てみると
2021年7月14日にUAE Team Emiratesに移籍している。
2022ブックル・ドゥ・ラ・マイエンヌ第4ステージで新人賞ジャージを着ていたフィン・フィッシャーブラックは落車。大腿骨骨折で2022年シーズンを棒に振ってしまった。
2023年はサントス・ツアー・ダウンアンダーからレース復帰。
待望のプロ初勝利はジロ・デ・シチリア第1ステージで訪れる。ディエゴ・ウリッシのために最後の登りで全開で走っていたら、最後まで逃げ切れてしまった。
2023 ブエルタ・ア・エスパーニャにも出場。第16ステージではヨナス・ヴィンゲゴーについで、ステージ2位に入っている。初のグランドツアーを総合40位でフニッシュ。
2024年シーズンに入ると活躍は加速。まず、ツアー・オブ・オマーンの前日の、マスカット・クラシックの上り坂で勝利。
ツアー・オブ・オマーン第2ステージでも勝利。とにかく厳しい登り坂に強い。オマーンは総合でも3位。
パリ~ニースのチームタイムトライヤルで勝利したあとに、2024 ブエルタ・アストゥリアス第3ステージでも勝利。
ブエルタ・ア・ブルゴスでは総合3位に。短いステージならばエースも務められる存在となっている。だが、今シーズン3勝をあげたフィン・フィッシャーブラックは移籍となった。
フィンフィッシャー・ブラックのコメント
来シーズン、Red Bull-BORA-hansgroheでキャリアの新たな章をスタートできることをとても楽しみにしている。
チームは今年大きな動きを見せているし、僕自身がライダーとしてさらに成長できるプロジェクトだ。ワールドツアーでの最初の数年間で多くのことを学んだが、これからは自分の翼を見つける時だ。
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