2024 ツール・ド・フランスでは失意のリタイヤとなったプリモッシュ・ログリッチが沈黙を破って登場する。
プリモッシュ・ログリッチは4度目のブエルタ制覇を狙うことになる。
Red Bull-BORA-hansgroheのメンバー
¡Hola! It’s time for the last grand tour of the year, #LaVuelta2024!
Take a look at our squad:👉 Roger Adria
👉 Giovanni Aleotti
👉 Nico Denz
👉 Patrick Gamper
👉 Florian Lipowitz
👉 Daniel Felipe Martínez
👉 Primož Roglič
👉 Aleksandr Vlasov#redbullborahansgrohe pic.twitter.com/4fKk4HZfBS— Red Bull – BORA – hansgrohe (@RBH_ProCycling) August 12, 2024
61.プリモッシュ・ログリッチ
62.ロジャー・アドリア
63.ジョバンニ・アレオッティ
64.ニコ・デンツ
65.パトリック・ガンパー
66.フローリアン・リポウィッツ
67.ダニエル・マルティネス
68.アレクサンドル・ウラソフ
2024 ジロ・デ・イタリア総合2位のダニエル・マルティネス。2024 ツール・ド・フランスを早々にリタイヤしたアレクサンドル・ウラソフも出場する。
プリモッシュ・ログリッチ
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少し前の投稿でログリッチは、「そうだね、あなたはまだそこに来なければならない…. 😂。」と。
今シーズンのプリモッシュ・ログリッチは、BORA-hansgroheに移籍してチームの完全なるバックアップ体制は出来ていた。
2024 パリ~ニースでは全員が雨に泣かされたステージが続く。プリモッシュ・ログリッチも第6ステージでアタックをかけたが実らず、総合10位で終える。
続く、イツリア・バスクカントリーでは第1ステージの個人タイムトライヤルで、プリモッシュ・ログリッチもコースミスしたけれど勝利。レムコは落車しており4位に。
第3ステージまで、レムコ・エヴェネプールに7秒差のリードで総合トップだったが、第3ステージで落車。
更に、第4ステージにレムコ・エヴェネプール、ヨナス・ヴィンゲゴーらと共に大落車にあってしまう。
リーダージャージのままリタイヤしたのだから、なんという不運。
復帰した、クリテリウム・デュ・ドーフィネ第3ステージでも落車。
続く第4ステージの個人タイムトライヤルでは、レムコ・エヴェネプールとのタイム差を39秒に抑える。これが逆転につながる。
第5ステージでは、雨の大落車でレースは中止に。プリモッシュ・ログリッチもレムコ・エヴェネプールも落車してしまう。
続く第6ステージでは、落車の影響も感じさせずアレクサンドル・ウラソフのアシストもあってステージ優勝と共にリーダージャージもゲット。
第7ステージも、アレクサンドル・ウラソフのアシストを受けて連勝。この時点で総合2位のマッテオ・ヨルゲルソンとは1分2秒差。総合優勝は間違いないと思われた。
だが、第8ステージのイゾラ2000の登りで遅れてしまう。前に見えていたから大丈夫とゴール後には、語っていたがマッテオ・ヨルゲルソンに8秒差まで迫られてしまった。
この時には、アレクサンドル・ウラソフが後ろにおり、アシストなしの状態だった。
そして、2024 ツール・ド・フランスに続いたのだが、第13ステージを総合6位の位置にいながらスタートしなかったログリッチ。2度の落車では、骨折までおっていた。
直前の調整レースにも姿を見せなかったプリモッシュ・ログリッチ。2年前のブエルタでは肩の手術からの復帰。同じように完全な状態で、ブエルタにのぞめる訳ではない。
4度目の制覇となるのか、セップ・クスやアダム・イェーツなど倒さなければならない相手は多い。その前に、ベストに近い状態になっているのか気になる所だ。
アレクサンドル・ウラソフ
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アレクサンドル・ウラソフは、2018年からGazprom-RusVeloで2年間走ったあとに、2020年Astanaに移籍。順調すぎるほどに成長。
2022年のBORA-hansgroheに移籍。ここからの成績は素晴らしい。
- 2022 ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合優勝
- 2022 ツール・ド・ロマンディ総合優勝
- 2022 ツール・ド・フランス総合5位
- 2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ総合7位
2024年シーズンも序盤から表彰台が続き、パリ~ニース第7ステージ優勝。クイーンステージを制している。
2024 ツール・ド・ロマンディでも総合2位となっており、クリテリウム・デュ・ドーフィネでは、プリモッシュ・ログリッチをアシストして自らも総合6位となった。
だが、アレクサンドル・ウラソフは、ツールに続いてブエルタもプリモッシュ・ログリッチのアシストとして走ることになる。
2021 ジロ・デ・イタリア総合4位、2022 ツール・ド・フランス総合5位、2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ総合7位。表彰台まであと一歩だが、このブエルタでも上位も難しい。
ダニエル・マルティネス
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ダニエル・マルティネスは、2020 クリテリウム・デュ・ドーフィネで総合優勝し、一躍注目を集めることに。そして、2022 ツール・ド・フランスでもステージ勝利を上げた。
ダニエル・マルティネスは、2021年シーズンEF Pro cyclingから INEOS Grenadiersに移籍。
- 2021 ジロ・デ・イタリア総合5位
- 2022 コロンビア選手権TT優勝
- 2022 パリ~ニース総合3位
- 2022 イツリア・バスクカントリー第4ステージ優勝・総合優勝
- 2022 コッパサバティーニ優勝
- 2023 ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合優勝
INEOS Grenadiersに移籍して、5勝。総合優勝もあるけど、グランツールでの活躍はチームが考えていたほどではなかったかもしれない。
2024年に INEOS GrenadiersからBORA-hansgroheに移籍。
ダニエル・マルティネスは、2024 ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第2ステージでレムコ・エヴェネプールを破って勝利。
さらに第5ステージでもレムコ・エヴェネプールを破った。ゴールスプリントでレムコを2回も破るのは凄いことだ。
総合では、レムコに対して43秒遅れたが、十分に戦える力を示している。
ティレーノ〜アドリアティコを第7ステージでリタイヤしたが、続くジロ・デ・イタリアではトップ10に7回入る走りを披露し、タデイ・ポガチャルに続いて総合2位とキャリアハイの成績を収めている。
このブエルタではプリモッシュ・ログリッチの完全アシストとなるだろう。
さらに、フローリアン・リポウィッツも注目だ。今年はシビウサイクリングツアーを総合優勝しており、山岳でのアシストが期待できる。
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