2024 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージ 総合シャッフルの個人タイムトライヤル

さあ、レムコ・エヴェネプールが待ちに待っていた個人タイムトライヤルが第4ステージで行われる。

2023世界選手権個人タイムトライヤル制覇のレムコは、思う存分タイムを稼ぐだろう。これに対抗する総合勢は誰になるだろうか。

第3ステージで落車したプリモッシュ・ログリッチは、どんなタイムを出してくるだろうか。

 

第4ステージ サンジェルマン・ラヴァル～ヌーリース  34.4km

 

34.4kmのコースは、完全なフラットではない。獲得標高は427m。スタートから下りなので、スピードが出るが、後半にかけて登っていくコース。

 

1. 第1計測　10km
2. 第2計測　24.9km

 

ジョシュア・ターリング　 INEOS Grenadiers

2023欧州TT王者のジョシュア・ターリング。この時には、ワウト・ファンアールトも破っている。

 

第1計測11分1秒で暫定トップ。第2計測30分3秒で暫定トップ。

 

ゴールタイムは、42分6秒。av49.019km/h。断トツのトップだ。

 

この記録は、当分抜かれそうもない。

 

これで20歳なのだから、どこまで強くなるのか。

 

これは長く座りそうだ。

 

ルーク・ダーブリッジ　Team Jayco AlUla

ルーク・ダーブリッジが44分48秒で暫定3位に。

 

ニルス・ポリッツ　UAE Team Emirates

ドイツTT王者のニルス・ポリッツは、第1計測11分36秒。第2計測31分52秒で暫定2位。

 

ニルス・ポリッツは、前走者を抜いていく。

 

ニルス・ポリッツは、コースミス。違う道に入ってしまった。

 

ニルス・ポリッツは、44分17秒で暫定2位に。

 

マッテオ・ソブレロ　BORA-hansgrohe

マッテオ・ソブレロは、第2計測で31分37秒と暫定2位。それでもジョシュア・ターリングとは1分34秒の差がある。

 

マッテオ・ソブレロは、まとめて二人抜いていく。

 

ゴールタイムは、43分43秒。

 

バート・レンメン　Team Visma | Lease a Bike

バート・レンメンは、44分28秒で暫定5位。

 

ティム・ウェレンス　UAE Team Emirates

ティム・ウェレンスは第2計測で31分26秒で暫定2位に。

 

ティム・ウェレンスのゴールタイム差は、43分57秒で暫定3位。

 

ニールソン・ポーレス　EF Education-EasyPost

ニールソン・ポーレスは第2計測で30分53秒で暫定2位に。

 

ニールソン・ポーレスのゴールタイムは、43分14秒で暫定2位に。

 

レムコ・エヴェネプール　Soudal – Quick Step

世界王者アルカンシェルの登場だ。

 

一度負けているジョシュア・ターリングにレムコ・エヴェネプールは借りを返さないといけない。

 

141番なのでLotto Dstnyのアンドレアス・クローンだろうか。抜いていった。

 

第1計測で、ジョシュア・ターリングを2秒上回った。10分42秒。

 

しかし、第2計測でジョシュア・ターリングに0.89秒負けている。暫定2位に。

 

ゴールでは、41分49秒でジョシュア・ターリングを17秒も上回った。暫定トップタイムだ。

 

フアン・アユソー　UAE Team Emirates

フアン・アユソーは、第2計測で31分。暫定4位通過。

 

フアン・アユソーのゴールタイムは、43分16秒で暫定4位。

 

アレクサンドル・ウラソフ　BORA-hansgrohe

アレクサンドル・ウラソフは、30分56秒で暫定4位。

 

アレクサンドル・ウラソフのゴールタイムは43分37秒。暫定8位。レムコ・エヴェネプールとは、39秒差だ。

 

カルロス・ロドリゲス　 INEOS Grenadiers

カルロス・ロドリゲスがスタート。

 

カルロス・ロドリゲスは、第1計測で、レムコから28秒遅れ。11分11秒。

 

第2計測31分4秒。暫定7位。

 

カルロス・ロドリゲスは43分30秒。暫定7位。

 

ブルーノ・アルミライル　Decathlon AG2R La Mondiale Team

ブルーノ・アルミライルは第2計測で31分。暫定6位。

 

ブルーノ・アルミライルは、43分16秒で暫定5位。

 

マッテオ・ヨルゲルソン　Team Visma | Lease a Bike

マッテオ・ヨルゲルソンは30分56秒で暫定4位。

 

マッテオ・ヨルゲルソンは、42分57秒で暫定3位。

 

プリモッシュ・ログリッチ　BORA-hansgrohe

プリモッシュ・ログリッチがスタート。

 

第1計測で、レムコから26秒遅れ。11分8秒。

 

第2計測は30分34秒。暫定3位。

 

プリモッシュ・ログリッチは、42分38秒で暫定3位。

 

デレク・ジー　Israel – Premier Tech

カナダTT王者のデレク・ジーがスタート。

 

デレク・ジーの第2計測は、30分59秒。8位。

 

デレク・ジーは、43分13秒で6位と最後は順位を上げてゴール。

 

これにより、レムコ・エヴェネプールのステージ優勝とリーダージャージの獲得となった。イツリア・バスクカントリーでの落車の影響は全く感じられない。

 

山岳賞は変わらずArkéa – B&B Hotelsのマティス・ルベール。プリモッシュ・ログリッチがポイント賞ジャージとなっている。

 

リザルト

レムコ・エヴェネプールのコメント

予想以上にうまくいった。脚は良かったし、フィーリングも良かった。スタートは良かったけど、タイムトライアルの中盤の傾斜で厳しくなった。でも勝てたし、それが一番大事なこと。

この勝利は自信につながるし、とてもポジティブな気持ちで将来を見据えることができる。まだ一日一日見ている段階だけど、このパフォーマンスには満足しているよ。

最初の中間ポイントではターリングより2秒速かった。彼はすごく速く走っている、思った。タイトだったし、リザーブもあまり残っていなかった。

でも最後はまだ上り坂だったというアドバンテージはあった。スタートがうまくいって、またうまくフィニッシュできた。大きな加速ではいいペースを見つけることができた。

今、総合優勝を考えているのだろうか？

これからの3ステージの脚次第だね。クライマー向けの3つのステージで、しかも3日連続だ。タイムトライアルが最終週末について多くを語っているとは思わない。

それでも、自分のレベルには満足している。ハードに働いたのに、もうここに戻ってこれたなんてクレイジーだよ。僕たちは正しい道を歩んでいるけれど、その先には長い旅が待っている。ツールに向けて良い兆候だ。

 

2位　 INEOS Grenadiersのジョシュア・ターリング

 

3位　BORA-hansgroheのプリモッシュ・ログリッチ

ハッピーだよ。バイクに乗ったままでいられたので、昨日よりは改善されたと思う。BORA-hansgroheの新しいバイクで初めての長いタイムトライアルだった。かなり変わったけど、自分としては満足のいく走りだった。

バスクでの転倒から約2カ月、体はどう反応したのだろうか？

たくさんトレーニングした。でも、このドーフィネはレース全体の一部に過ぎない。トレーニングではこのような努力はできないし、進歩するために必要なことでもある。これは始まりに過ぎない。明日はもう少し楽になるだろうし、その後は山岳でのタフな週末が待っている。

他の多くの選手とは異なり、第3ヒートではレムコに対してほとんど時間をロスしてませんね。

いつもフルスタートしようとするんだけど、なぜか成功しないんだ。いつもタイムトライアルの終盤の方がいいんだ。幸運なことに、タイムはそこでしか記録されないんだ。

 

4位　Team Visma | Lease a Bikeのマッテオ・ヨルゲルソン

苦しかったけど、ベストを尽くした。途中、パワーメーターを見続けることはなかった。かなり長いライドだった。でも今日はうまく走れたと思う。

では、どのようにタイムトライアルを分けたのだろうか？

コースを3つに分けたんだ。まず、平坦なストレート区間があり、ここはとてもシンプルで、ブラケット下段にとどまることができる。それから、コーナーのあるテクニカルなセクションがあり、そこでは保守的なアプローチをとり、休めるところは休んだ。

残り11キロで最終セクションに入ったが、そのほとんどはフィニッシュに向かって偽の平坦。そこからが勝負だった。

総合3位となりましたが、3日間のタフなレースが待ってますね。

調子はいいし、気分もいい。トレーニングキャンプは素晴らしかったし、このラウンドの準備も万全だった。でも、週末は本当にタフになる。肩幅の広い山では厳しいだろうね(笑)。

 

6位　Israel – Premier Techのデレク・ジー

 

第4ステージ　リザルト

総合

レムコ・エヴェネプールとプリモッシュ・ログリッチのタイム差は、33秒。決して小さくないタイム差だ。

ポイント賞

山岳賞

新人賞

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