アレハンドロ・バルベルデは、2018UCI世界ロードレースチャンピオン。
世界チャンピオンの為の、特別なCanyon Ultimate CF SLXに乗っています。
39歳のバルベルデは、Vuelta a Espana、Criterium du Dauphine(2回)、Liege-Bastogne-Liegeを含む100以上のプロレースで優勝し、17回のグランドツアートップ10フィニッシュを達成しています。
Team Movistarのアレハンドロ・バルベルデの乗るCanyon Ultimate CF SLXの紹介です。
Canyon Ultimate CF SLX
Shall we be allowed to have a #FavouriteBikeFriday? Because this 🌈 @canyon_bikes is 😍
Thanks to everyone who makes @alejanvalverde‘s #TDF2019 machine possible: @fizikofficial, @lizard_skins, @campagnolosrl, @power2max_EU, @continental_esp, @Elite_cycling and @GarminFitness 👌 pic.twitter.com/q9JTBX57Mt
— Movistar Team (@Movistar_Team) 2019年7月12日
Team Movistarのスポンサーは、フレーム、フォーク、ハンドルバーのテープにレインボーストライプを使って世界チャンピオンを祝っています。
トップチューブには、金で縁取られた、「Alejandro Valverde WORLD CHAMPIONSHIPS
INNSBRUCK 2018」のデカールがあります。
ULTIMATE CF SLXMもゴールドでデカールされておりカッコいい。
バルベルデは、Canyon CF SLXのリムブレーキバージョンに乗ってます。
CF SLXは、エアロダイナミクスがすべてのキャニオンエアロロードとは異なり、いくつかのエアロ機能を備えたキャニオンの軽量レースバイク。
Canyon Ultimate CF SLXのリムブレーキバージョンの更新情報は、2015年3月にUCIの承認済みモデルのリストに追加されている。
これは、ワールドツアーの技術としては、長い年月がたっている。そろそろ、新しいUltimate CF SLXの登場を期待したいところ。
Canyon Ultimate CF SLXは、ウルトラハイモジュラスカーボンファイバーを使用し、軽量化、重量比剛性、反応性を向上させている。
前世代のUltimateと比較して、エアがチューブに固着することでエアフローの分離を減少させるように設計されており、プロファイルは狭くなっている。
ダウンチューブを狭くすることは剛性に影響を与えるので、Canyon は必要なフレーム剛性を提供するためにボックスセクショントップチューブとより広いシートステーを開発した。
バルベルデのハンドル幅は410mm、ステム120mmのCanyonのカーボンH36 Aerocockpitを搭載している。
バルベルデは、ヘッドセットスペーサーを使用せずにバーをできるだけ低く配置している。
バーテープからバートップへ実質的にシームレスになっており統合されている。これらのバーはレインボーテープで仕上げられたLizard Skinsテープで包まれている。
ハンドルとステムに特に調整が出きるような作りはないようだ。
Garminの自転車用コンピュータ用の前面マウント。
シートポストは、CANYONのS13カーボンシートポストを使用。
Fizik Antares 00 Irideサドルを装着し、カーボンレールで可能な限り前方に配置されている。
MovistarはCampagnoloの12スピードSuper Recordグループセットとドイツのpower2maxのパワーメーターを使用。
フロントは53/39のチェーンリングを使用。
バルベルデのリアカセットは11〜29。
バルベルデはLook Keoペダルを使っているが、プロレースで一般的に見られるKEO ブレードカーボンは使ってない。
滑り止めの周りにスナップを提供するためにカーボンファイバーのストリップを持つよりも、これらはより伝統的なコイルスプリングを使っている。
これはバルベルデのこだわりなんでしょうね。普通ならばより軽いペダルを使うはずです。
Campagnoloは、Movistarのホイールを供給している。このバイクにはCampagnolo Bora WTO 60が装備されている。
WTOは「WIND TUNNEL OPTIMIZED」(風洞最適化)略で、ここでは空気力学に焦点が当てられていることがわかる。
通常プロレースで使用されるチューブラータイヤを使用するのではなく、これは2-Way Fitで利用可能。標準のクリンチャーとインナーチューブまたはチューブレスタイヤと一緒に使用することが出来る。
バルベルデは、ContinentalのGrand Prix 5000 TLタイヤを使用しており、それらはチューブレスバルブとなっている。
自転車にはElite Leggeroカーボンボトルケージが装備されている。
Movistarのジャージは、スコットランドのメーカーEndura。ヘルメットは、Abus Airbreaker。
グラスはOakley Jawbreakers。
バルベルデの白いFizik Infinito R1シューズには、ボアダイヤルとかかとにレインボーを配色。
上部の内側の面には刻まれた ‘El Bala World Champion’があるらしい。
‘El Bala’は ‘The Bullet’を意味し、アレハンドロ・バルベルデのニックネームである弾丸を意味している。
バルベルデは、ツール・ド・フランスのために体重を5kg落としたと言っている。今年のツール・ド・フランスでは、チームのために全く躊躇なくアシストに徹しているバルベルデ。
今年のモビスターは、ナイロ・キンタナの調子次第では山岳でも良い走りが出来そうだ。
コメント