トーマス・デヘントがUAEツアー第5ステージで不可解なパンクで落車した波紋が続いている。
UCIはフックレスリムの緊急調査に乗り出すと発表。
今回新たに、ZIPPはトーマス・デヘントのリムに破損が見られる画像を公開している。リムが破損するほどの衝撃が加わればタイヤが外れるのも無理はないと主張している。
リムの損傷はいつ?
‘It’s a pretty weak standard’ – brands speak out on hookless rim safety debate https://t.co/YsQHbZfc4Y
— Cyclingnews (@Cyclingnewsfeed) March 15, 2024
上記の画像なのだけど、見た目ではわからずPhotoshopの画像編集で明るさを調整してわかったものだそうだ。
当初損傷したリムについての議論はほとんどなかった。ZIPPのエンジニアはリムに傷があることを言っていたけれど、それが証明された形だ。
では、どこで衝撃があったのだろうか。
トーマス・デヘントの事件後に、Vittoriaは岩との激突による衝撃だと主張。
ただ、トーマス・デヘントが落車した際には、岩などなかった。プロが映像を持っていたら見せてというくらいだから、岩があったとは考えにくい。
元々亀裂があったのか?
同じような事例
Ik hoop heel hard voor u dat alles uiteindelijk meevalt. Vingers kruisen dan maar. Dat je op zaterdag toch uw kansen kan verdedigen en nog eens lekker ouderwets op die pedalen kan rammen. Ben net zoals de hele wieler wereld benieuwd naar het uiteindelijke medische bulletin. pic.twitter.com/kTGFPwcPKh
— franck vanneste (@sprezaturra) September 21, 2022
トーマス・デヘントの破損と同じような事例が、2022世界選手権ミックスリレーで起こっている。
アネミエク・ファンフルーテンがスタート直後に謎の落車。この時には、Di2のスイッチに触れて、ギアチェンジが急激に起こったためではないかと仮説が立てられている。
破損の様子もトーマス・デヘントと全く同じだ。(投稿の下の映像)
本当の原因究明は先になりそうだけど、ひとまずはUCIの緊急調査の結果を待たないといけない。
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